時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

東京地裁サムスン勝訴―懸念すべき日本の韓国化

 本日、東京地裁で、アップル社vs.サムスン社の特許訴訟の判決が下りました。判決内容はと申しますと、サムスンによる特許侵害を一切認めず、サムスン側の全面勝利とのことです。

 先日、アメリカのカリフォルニア州連邦地裁で、アップル全面勝訴の評決が下ったばかりですので、この全く逆の判断に驚いた人も少なくなかったはずです。全く同一の訴状であるかどうかは分かりませんが、サムスン側が、アップル社の製品を模倣したことだけは、確かなことです。にも拘らず、全くお咎めなし、となりますと、”パクリ”にお墨付きを与えるようなものです。韓国人気質からすれば、オリンピックでも明らかなように、審判をお金で買収し、”勝者を敗者に、敗者を勝者にする”ことは当然のことですし、その行為に対する良心の痛みや罪の意識もありません。アメリカの評決と正反対なだけに、この判決には、背後に、何らかの力が働いたのではないかと怪しむに足る状況があります。

 日本国は、大津事件以来、司法の公平性と公正性を保ってきたことにおいて、誇るべき歴史があります。しかしながら、最近、司法のみならず、随所で”韓国化”とでも言うべき現象が起きており、劣化が進んでいるように思えるのです。日本の司法にも、”韓国化”の魔の手が及んでいるとしますと、今後、司法をチェックする仕組みを整えてゆく必要があるのかもしれません。

訂正とお詫び
 本日の判決については、ファイルの同期についてのみであり、アメリカの裁判では、訴訟の対象とはならなかったものなそうです。ですから、同一内容の訴訟について、日米で真逆の判断が下されたわけでもなく、また、日本国での裁判は、今後、意匠を含めて、さらに重要な特許について、数件予定されているそうです。情報が、不十分な状態で、本記事を掲載しましたこと、深く、お詫び申し上げます。

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