古今東西の紀年法におきましては、暦法(calendar)、年始の日がいつであるのか、そして、今日では、時差によりまして、一年の始まりと終わりの年月日にはずれが生じます。西暦(グレゴリウス暦)にもとづくキリスト紀年法、すなわち、西暦使用地域におきましても、一年の初めの日は、クリスマス(現12月25日)、イースター(3月25日)、現行と同じ1月1日なとするなど、様々な日が一年のはじめとされました。ニュートンの時代の英国でも、ニュースタイル(the New Style)とオールドスタイル(the Old Style)が、併用されていたのです。
従いまして、『聖書』に見える、ある特定の年代から1,260年という年数を数えることで割り出される「最後の審判の日」の年代は、一年の初めの日が、いつであるのかによって、左右されてくることになるのです。例えば、仮に、イースターの3月25日を元日とした紀年法ですと、本日、2017年1月2日は、まだ2016年の内なのです。
このように考えますと、おそらく最長で西暦2017年の12月24日までは、2016年とも見なすことができます。すなわち、西暦2017年も「最後の審判の日」の有力候補の年代なのです。
本年、世界レベルにおきまして、西暦2017年も激動の年となる予感のするような年です。果たして、人類にとりまして、良き世界への扉を開く「暴露revelation」は、起こるのでしょうか。
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