時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

6月12日開催の米朝首脳会談の背後にイルミナティー?

  今日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。米朝首脳会談が6月12日にシンガポールにて開催される予定です。6月12日という日付けはイルミナティーを想起させます。


本ブログにおきまして、再三にわたって述べておりますように、0、1,2、6の数字から構成される西暦年などの年号や年数、並びに、日付は、『旧約聖書The Old Testament』「ダニエル記The Book of Daniel」や『新約聖書The New Testament』「暴露録(黙示録)The Revelation」のエニグマ的な法則、すなわち、「0・1・2・6の法則」からしますと、人類にとりまして重要な事件の発生する年代や日付です。
 
このことは、古来、一部の人々の間で知られていたらしく、ニュートンも2060/61年を「最後の審判の日」として計算しておりますし、我が国でも、イエズス会(フランシスコ派)が深く関わったと推測される本能寺の変は、天正10年6月2日に起こっております。
 
そして、今般の北朝鮮やイランによる核開発問題と関連して、特に注目すべきは、2017年3月30日・31日の本ブログで扱いましたように、モンゴルが、「0・1・2・6の法則」を悪用したことです。すなわち、モンゴルの一部族長であったテムジンが、チンギス・ハンGenghis Khanを称するようになったのは1206年のことであり、その孫で、元朝を開くフビライ・ハンの即位は1260年のことです。おそらく、ユダヤ人国際ネットワークを通じて超古代思想についての知識を持つようになったチンギス・ハンは、敢えて1206年に「ハン(河汗)Khan」を称し、自らの即位の日を「最後の審判の日」と位置付け、‘全世界の支配権は、神によって預言されていた’と嘯いたと推測されるのです。
 
このことを踏まえますと、①イルミナティーを構成する中心的勢力の一つであるロスチャイルド家の元の家名が「カンKhan」であり、モンゴル系と考えられること、②パキスタンで原爆実験を成功させたことで「核開発の父」と呼ばれ、イラン・リビア北朝鮮などへの核兵器の製造技術の密売と核拡散によって地下核ネットワークを構築したアブドゥル・カディール・カーンAbdul Qadeer Khan193641 - )もまた、その「カンKhan」という名からモンゴル系と考えられることは重要です。イルミナティー問題と核問題は、人類史上最も残忍な世界大の支配を行ったモンゴル帝国の再興、すなわち、イルミナティーによる世界支配計画と繋がっていると考えられるのです。

換言いたしますと、イルミナティーによる世界支配とは、核を脅しに用いたモンゴル流の支配であると推測されるのです。パキスタン・イラン・リビア北朝鮮の核開発は実質的にイルミナティーによる核開発であるのかもしれません。そして、日米首脳会談の開催日が6月12日であることは、北朝鮮の核開発問題の背後には、やはりイルミナティーがあることを示唆しているのではないでしょうか。
 
『聖書』「黙示録(暴露録)the Revelation」を読みますと、その再臨が預言されている救世主は、人の不幸を見ることを喜びとし、8億もの人々を殺害した悪逆非道、残虐無慈悲なチンギス・ハンではないことだけは確かなことです。同じ『聖書』に預言された存在であるのならば、他の諸国を騙し、戦争を仕掛け続けたチンギス・ハンこそが、悪魔の化身、「赤い竜the Red Dragon」であると言えるのではないでしょうか。

アンネの日記』のアンネ・フランクの誕生日が、6月12日であり、その日記も6月12日から書き始めていることが、なぜか気にかかります。

 
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(続く)