時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

政治家の帰化の公表は常識なのでは

 昨日、イギリスでは、保守党と自由民主党による連立政権が発足し、キャメロン政権が誕生しました。一連の選挙報道の中でふと感じたことは、イギリスでは、帰化を含め、政治家個人の情報がオープンであることです。

 例えば、連立に参加する自由民主党党首であり、副首相を務めるクレッグ氏は、父系でロシア人、母系でオランダ人の血を引き、加えて夫人は、スペイン人とのことです。こうした事実は、全く隠すことなく、堂々と報じられています。国民の方もまた、こうしたパーソナルな背景が分かっていて投票しているのです。

 情報が公開されていますと、情報隠蔽により国民が騙されたり、国民が知らぬうちに政治家が外国の利益に奉仕するということもありません。政治家の帰化については、国民には、知る権利があると思うのです。

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