時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

国会転倒劇―被害者と加害者が転倒?

 民主党の三宅議員が国会で転倒した事件について、民主党は、暴力ふるったとされる甘利議員の懲罰動議を提出したとのことです。その一方で、この転倒劇には自作自演説もあり、映像やその後の状況を見る限り、この説の方に説得力があるようです。

 しかも、転倒のみならず、全治3週間の診断と、松葉杖に車いすとなりますと、さらに芝居がかってきます。通常、骨折ではなく打撲という怪我で、こうした歩行補助器具がなくては歩けなくなるとは考えられませんし、何らかの演出、しかも、大がかりな演出を感じさせます。ネットを見ておりますと、国民の視線を法案からそらすため、あるいは、強行採決への国民の批判を逸らすため、との意見も見え、この転倒劇には、何らかの意図があるのかもしれません。

 もし、この事件が、何らかのシナリオのもとで演出されたとしますと、最も罪深いことは、国会を劇場にしたことです。しかも、演出された劇は、被害者と加害者の”転倒劇”でもあったとしますと、手の込んだシナリオであったということができるかもしれません。

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