時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

山口組と北朝鮮―日本政府も制裁を

 日本で結成された指定暴力団であり、かつ、その構成員が日本語をしゃべりながら、実は、北朝鮮の末端機関のような役割を果たしている、ということが、実際にあるらしいのです。

 アメリカ政府は、山口組に対して資産凍結などの経済制裁を科したそうですが、この事件、暴力団対策であると同時に、北朝鮮に対する間接的な経済制裁を目的としているのではないでしょうか。何故ならば、山口組の組長は、北朝鮮系の人物であるとする情報が、マスコミ等を通じて報じられてきたからです。おそらく、核やミサイル開発を財政面から支えてきたのは、北朝鮮の手先となった暴力団であり、その資金源は、北朝鮮国内で製造された覚せい剤の日本国内での密売であったかもしれません。否、莫大な闇の資金を生み出すルートを握ったからこそ、北朝鮮系の山口組の人物が、組長の座を手に入れることができたとも憶測することができます。

 アメリカ政府さえ動き出したのですから、当事国である日本国政府が、この状態を野放しにしていることはできないことです。民主党政権は、北朝鮮との結びつきが強いと指摘されていますが、日本国と国民を守るために、北朝鮮への経済制裁の意味を込めて、山口組に対して徹底的な取り締まりを実施すべきなのではないでしょうか。

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