時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

共産党独裁はイルミナティーと最下層民の結合体

 今日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。イルミナティーの邪悪な「選民思想」が、ある特定の閉鎖的な小集団、すなわち、王室、貴族、僧侶、最下層民などと結びついて移植された場合の危険性につき、一昨日は貴族層、昨日は王室と結びついた場合について扱いましたが、本日は、最下層民との結びつきについて扱います。
 
最下層民による小集団と言いましたならば、共産党が想起されてくるのではないでしょうか。イルミナティーの一員であったと考えられるカール・マルクスは、最下層民の中から、特に少数の人々(大部分は「黒いユダヤ人」や犯罪者)を選んで共産党なる組織をつくり、一般労働者をその下部組織(被支配者層)となしました。テクス・マース氏Texe Marrsの『Conspiracy of the Six-Pointed Star: Eye-Opening Revelation andForbidden Knowledge About Israel, the Jews, Zionism, and the Rothschilds (『ダビデの星の陰謀:イスラエルユダヤ人・シオニズムロスチャイルドをめぐる啓発的暴露と禁断の知識)』(River Crest Publishing, 2011年)などを参考にいたしますと、「黒いユダヤ人」であった狡猾なマルクスは、以下の方法で、この小集団に国家権力を掌握させることを計画したようです。
 
まず、マルクスは、7月17日付本ブログで述べましたように、‘ユダヤ人’でありながら、『ユダヤ人問題によせて』という反ユダヤ主義を唱えた論文を著します。この中で、「ユダヤ人にとっての神とは、お金の神mammonであり、ユダヤ人が金融を握っていることから、ユダヤ人に支配されないためには貨幣制度などをすべて廃止すべきである」と主張します。次に、マルクスは、「貨幣制度に替って、国家がすべてを所有すべきである」と主張します。マルクスの主張の通りになりますと、どのような結果となるのかといいますと、マース氏がソビエト連邦が好例であると指摘しているとおり、国家のすべての要職には、共産党の幹部の最下層の‘ユダヤ人’たちが就くことになり、国家ごと‘ユダヤ人’の所有となってしまうことになるのです(頁86・87)。そして、この‘ユダヤ人’の最下層の小集団は、「選民思想」に基づいて特権を振りかざして、贅沢の限りを尽くし、殺生与奪の権力を濫用し、労働者層のみならず、すべての非ユダヤ人国民を支配するとういことになるのです。
 
共産党独裁政権とは、まさに、「選民思想」と最下層民の結合によって生じた権力体であると言えるでしょう。

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(続く)