そこで、モルモン教団について調べてみますと、その創始者であるジョセフ・スミス・ジュニアJoseph Smith, Jr.の母であるルーシー・マック・スミスLucy MackSmith (July 8, 1775 – May 14, 1856) が、ユダヤ系であることがわかりました。ルーシーの父親は、ソロモン・マック(15 September 1732 – 23 August 1820)というアメリカ独立戦争にも関わった人物であり、ソロモンの父親のファーストネームは、エベネザール・マックEbenezer Mackであったそうです。ソロモンは、『旧約聖書』のソロモン王に由来し、「エベネザールEbenezer」も、『旧約聖書』に載る「助けの石stone of the help」を意味するヘブライ語に由来しておりますので、モルモン教団の創始者であるジョセフ・スミスは、ユダヤ系であったと考えることができるのです(ちなみに、チャールズ・ディケンズの名著『クリスマ・スカロルA Christmas Carol』の主人公スクリュージも、エベネザールEbenezer Scroogeというファーストネームです)。
シャーロック・ホームズの「シャーロック」も『ベニスの商人』に登場する「シャイロック」のことですので、ホームズシリーズと連続殺人事件の背景には、やはりユダヤ系組織、すなわち、イルミナティーの存在が見え隠れしています。そして、ホームズを糸口として当時の時代状況を振り返りかえりますと、そこには、キリスト教系とはいえ、新興宗教には、ユダヤ人組織が関わっている可能性が見えてくるのです。これは、モルモン教に限ったわけではなく、イルミナティーの世界支配戦略の一環なのかもしれません。
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(続く)