イルミナティーが世界の王室・皇室を乗っ取った目的
今日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。『二都物語A Tale of Two Cities』がイルミナティー問題を扱っており、物語に登場する最重要人物の「ルーシーLucie」という名が、「イルミナティーIlluminate」と同じく、‘光’を意味している点につきましては、4月28日付本ブログにて述べました。
そして、「ルーシー」は、「ルシファーLucifer」、すなわち、悪魔でもある点は気にかかります。『旧約聖書』「イザヤ書The Book of the Prophet Isaiah」の第14章に、ルシファーLuciferは、明けの明星the son of morning star (the Venus)の子として登場します。ルシファーは、以下のように言います。
――I will ascend into heaven, I will exalt my throne above the stars ofGod: I will sit also upon the mount of the congregation, in the sides of thenorth: I will ascend above the heights of the clouds; I will like the most High(私は天に昇り、私は神の星々の上に我が王権を立て、私は北側にある教会の山の上にも座し、私は雲の頂きに昇り、私は、至高の存在のようになるのだ。)――
この言葉を分析してみますと、ルシファーにつきまして以下の点がわかります。
1) 一人称を示す‘I(私)’が、頻繁に使われていることから、ルシファーは極めて自己中心的な考え方の持ち主である。
2) ルシファーは支配欲が極めて強く、全世界を支配する最高権力者の地位を常に狙う。
3) 「Iwill exalt my throne above the stars of God (私は神の星々の上に我が王権を立て)」という表現から、ルシファーは、キリスト教が神様として認識している善なる神様に対して強い対抗心を持っていることがわかる。ことから、ルシファーは負けず嫌いの性格であると考えられる。
4) 「themount of the congregation, in the sides of the north私は北側にある教会の山の上にも座し」という表現から、ルシファーは北方地域との関係が密である。
昨年の8月30日付本ブログにて述べましたように、『Conspiracy of the Six-Pointed Star: Eye-Opening Revelation andForbidden Knowledge About Israel, the Jews, Zionism, and the Rothschilds (『ダビデの星の陰謀:イスラエル・ユダヤ人・シオニズム・ロスチャイルドをめぐる啓発的暴露と禁断の知識)』(Texe Marrs著, River Crest Publishing, 2011年)によりますと、イルミナティーが崇拝しているモロコ神Markuteは、まさにルシファーのことなのです。
イルミナティーが、ルシファーを信じているということは、イルミナティーの思考パターンや行動パターンも、このような邪悪な思想や目的に沿ったものとなっていることを示しております。危険性を増している昨今の英国王室や日本の皇室の現状からも示唆されてまいりますように、この点から、イルミナティーが、特に世界の王室・皇室を乗っ取ったことの目的もわかります。独裁的な最高権力・権威者の地位に立ち、人々を絶対服従させ、支配するためであると推測することができるのです。イルミナティーの影響が特に強く、イルミナティーによる支配体制の特徴が非常によく出ております独裁国家の北朝鮮、ロシア、中国(共産党北京政府)が、ともに北方地域にある点も気にかかります。
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(続く)