イルミナティーはなぜ「0・1・2・6の法則」にこだわるのか
今日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。イルミナティーの「0・1・2・6の法則」への拘りは、『聖書』「暴露録(黙示録)The Revelation」に起因していると推測することができます。
フリーメイソンを乗っ取り、フリーメイソンの仮面を被るようになったイルミナティーの幹部の特徴は、表面的には、キリスト教精神を尊重し、人類の幸福やよりよき世界を追求するフリーメイソンであるかのように見せかけながら、実のところは悪魔崇拝の確信犯であることにあります。すなわち、徹底徹尾、その活動の最終的目的は、人類の不幸と世界の破滅にあると言うことができるのです。
従いまして、『聖書』「暴露録(黙示録)The Revelation」には、①悪魔の化身が「赤い竜Red Dragon」であるとあることに因み、共産・社会主義のシンボルを赤い旗とし、②悪魔の化身たちが、世界戦争を準備するとあることに因んで、イエズス会宣教師のコエリョGaspar Coelhoが武器弾薬を秘かに集めて‘戦争屋’となったように、陰に陽に世界戦争を起こし、また準備をしており、③大娼婦の「ミステリー・オブ・バビロンMystery of Babylon」が、退廃と悪徳の世をもたらすとあることに因んで、バグダット(Babylon)出身で、麻薬王であるサスーン家をイルミナティーの中心メンバーに加えたと推測することができるのです。
すなわち、イルミナティーは、「暴露録(黙示録)The Revelation」の通りに世界情勢進めていると考えることができるのです。しかしながら、読者の皆様は、悪魔は、「最後の審判の日The Judgement Day」に神様によって破滅させられることになるから、イルミナティーの自滅となるのではないか、という疑問を持たれるかもしれません。
では、自滅になるかもしれないのに、なぜイルミナティーは悪行を止めないのでしょうか。おそらく、イルミナティーには、キリスト教精神にもとづくような世界の成立への嫌悪があるからなのではないでしょうか。すなわち、理性、道徳、知性、ヒューマニティーに基づく世界が成立するぐらいであるのならば、「死んだ方がまし」とイルミナティーは、考えているかもしれないのです。さらに、「最後の審判の日The Judgement Day」における神様との最終対決の日において、神様を滅ぼそうとも考えているかもしれません。
18世紀の物理・数学者のアイザック・ニュートンIsaac NEWTONが、「最後の審判の日The Judgement Day」を2060/61年と計算しており、この年代が「0・1・2・6の法則」に適っておりますように、イルミナティーの命運が決せられる「最後の審判の日The Judgement Day」が、「0・1・2・6の法則」と密接に繋がっているがゆえに、イルミナティーは、「0・1・2・6の法則」に拘っていると推測することができるのです。
このように考えますと、イルミナティーは、大変危険な存在であると言うことができるでしょう。因みに、今日、5月14日は、私の誕生日ですが、幸か不幸か「0・1・2・6の法則」には適っておりません。
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(続く)