時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

ニューヨークの国連本部はイルミナティーの世界政府の本部?

 今日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。イベリア半島から移住してきたセファルディー系Sephardic Jewである「黒いユダヤ人」の多いオランダの首都・アムステルダムが、「ニュー・イエルサレムNew Jerusalem」と呼称されていた点は、米国ニューヨークが、かつて、オランダの植民地であったことから、「ニュー・アムステルダムNew Amusterdam」と称されていた点を想起させます。
 
1626年に建設されたニュー・アムステルダムへのオランダからの移民には、特に、「黒いユダヤ人」が多かったと推測されますので、「ニュー・アムステルダム」という命名には、「黒いユダヤ人」の意向が反映されていると考えることができるのです。すなわち、ニューヨークをめぐるこのような歴史的経緯は、「黒いユダヤ人」の間では、今日でも、ニューヨークは、さしずめ「ニュー・ニュー・イエルサレムNew New Jerusalem」とでも認識されえるような重要な土地柄である可能性を示唆しているのです。
 
『聖書』「暴露録(黙示録)The Revelation」によりますと、「ニュー・イエルサレムNew Jerusalem」とは、地球上の悔い改めたすべての善男善女に対して、最後の審判の日the Judgement Dayに神様が与える理想世界の首都の名です。従いまして、最後の審判の日にまつわる預言を信じる「黒いユダヤ人」の間では、この理想世界は‘黒いユダヤ人によって支配される全世界’と解釈されており、「ニュー・イエルサレムNew Jerusalem」はその首都として捉えられ、「ニュー・イエルサレムNewJerusalem」という地名の付く場所は、‘世界政府’の首都候補地として位置付けられていると考えることができるのです。
 
そして、ニューヨークと言えば、国連the United Nations
の本部の所在地です。イルミナティーによって、国連は、将来、世界政府となるためにつくられたとする説があります。国連本部がニューヨークに置かれた背景にはイルミナティーがあると推測いたしますと、イルミナティーが、ニューヨークを‘黒いユダヤ人によって支配される全世界’の首都となすよう計画している可能性は否定され得ないのではないでしょうか。

 
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(続く)