時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

イルミナティーが繋ぐアーサー・クラーク氏とキューブリック氏

 今日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。読者の方から、クラーク氏のSF宇宙シリーズの第一作目となる『2001年宇宙の旅2001:A Space Odyssey』をめぐって、同小説は、‘ユダヤ人’映画監督のスタンリー・キューブリックStanley Kubrick1928726 - 199937日)との共同で構想が練られ、映画が先に公開されたことを、コメントとして教えていただきました。
 
そこで、キューブリック氏について調べて見ますと、アーサー・クラーク氏の一連のSF小説が、やはりイルミナティーと深く関わっていることがわかってまいります。
 
ある秘密結社の内実を暴露したとされる『アイズ・ワイド・シャット』という映画の公開直前、1999年3月にキューブリック氏は突然死されます。2017年の6月に、この点について、女優のニコール・キッドマンさんが、インタヴューに答えて、「彼は生涯を通して秘密結社を研究していたわ。すっかり夢中だった」と証言しております。オランダの投資家であって、イルミナティーからの脱会者であったベルナール氏の内部告発については、本ブログで以前に扱いました。その内部告発におけるイルミナティーの儀式などとの類似性から、キューブリック氏が研究していた秘密結社とは、イルミナティーであったと考えられます。
 
黒髪に太い眉といったキューブリック氏のルックスから、氏は「黒いユダヤ人」である点、そして、ロンドンに住んでいたという点から、氏自身もイルミナティーのメンバーであったのではないかと考えることができます。いずれにいたしましても、「黒いユダヤ人」の家系に生まれたがゆえに、キューブリック氏は、イルミナティーと近い関係いあり、その内実を知る機会にも恵まれていたのでしょう。
 
クラーク氏も‘ユダヤ人’であったのか、否かはわかりませんが、両者は、人類の非文明化・動物化・家畜化を目指すイルミナティーの世界支配計画を知っており、その計画を暗示させるSF小説やSF映画を製作することを思いついたと推測することができます。
 
このように考えますと、この映画の始まりが、「人類の夜明けTHE DAWN OF MAN」と題されて「遠い昔、ヒトザルが他の獣と変わらない生活を送っていた頃、黒い石板のような謎の物体「モノリス」がヒトザルたちの前に出現する。やがて1

匹のヒトザルが謎の物体の影響を受け、動物の骨を道具・武器として使うことを覚えた。獣を倒し多くの食物を手に入れられるようになったヒトザルは、反目する別のヒトザルの群れに対しても武器を使用して殺害し、水場争いに勝利する。歓びのあまり、骨を空に放り上げると、これが最新の軍事衛星に変る(人類史を俯瞰するモンタージュとされる)」というシーンであることには、何か意味があるような気がいたします。


 

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(続く)