時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

マタ・ハリのコードネームの「H21」問題

 今日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。本ブログにて、マタ・ハリMata Hari187687 - 19171015日、本名マルガレータ・ヘールトロイダ・ツェレMargarethaGeertruida Zelle)がイルミナティーのスパイである可能性が高いことを再三にわたって扱っておりますが、昨日、NHKにて、2017年にドイツで制作されたマタ・ハリに関するドキュメンタリー番組を放映しておりました。そのドキュメンタリーは、ドイツ側が付けたマタ・ハリのコードネームは「H21」であったと伝えておりました。では、「H21」には、どのような意味があるのでしょうか。
 
「H」は、ギリシャ神話の太陽神である「ヘリオスHelios」を意味していると考えることができます。マタ・ハリは、インドネシアのジャワ島からやって来た踊り巫女ないし王女という触れ込みでダンサーとなり、その芸名には、インドネシア語「太陽」あるいは「日の眼」を意味する「マタ・ハリ」を用いたそうです。このことも、Hが太陽を意味するという仮説を補います。
 
そして、「21」は21世紀を意味していると推測することができます。すなわち、「H21」は、「21世紀の太陽」ということになり、マタ・ハリのコードネームは、マタ・ハリが、SF小説において想定されている21世紀に新に出現するもう一つの‘太陽’、すなわち、ルシファーthe Ruciferの化身であることを示していることになるのです。
 
このように考えますと、イルミナティーは、既に第一次世界大戦の前夜には、世界規模のイルミナティーのネットワークを利用して、西暦2061年に世界支配を達成するとする計画を立てており、その実行部隊のマタ・ハリに、「H21」というコードネームを与えていた可能性を指摘することができます。
 

ドキュメンタリーが、マタ・ハリが、英王室や仏・独・英・西・露などの多くの国々の、特に軍人達と親しかったと伝えていたことは、イルミナティーの世界支配計画が、世界各国の軍事部門をもって進められる計画であり、その連絡係としてのマタ・ハリの役割を示唆していることにもなるでしょう。あるいは、第一次世界大戦、そして、第二次世界大戦の勃発の原因は、こうしたイルミナティーの悪魔的世界支配計画の存在によってきれいに説明されえるのかもしれないのです。


 

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(続く)