時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

キシンジャー氏とエリザベス・テイラーを結ぶイルミナティー

  今日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。本ブログにおきまして、イルミナティーの工作員であった可能性を指摘しておりますマタ・ハリMata Hari187687 - 19171015日)は、「黒いユダヤ人」の容姿の特徴である褐色の膚、漆黒の髪、濃い眉という3つの特徴において、エリザベス・テーラーと共通しております。
 
このことは、テイラーが、マタ・ハリのような「黒マリア」的な役割を担っていた可能性を示唆しております。Wikipedia(日本語版)によりますと、16歳のときにテイラーが、両親に普通の子供に戻りたいから女優をやめると告げると、母親のサラはテイラーに「貴方には責任があるのよ、エリザベス。私たち一家にだけではなく、この国、さらには全世界に対してのね」と言って聞かせたとされている点も、このような推測を補うでしょう。
 
では、その役割とは、どのようなものであったのでしょうか。エリザベス・テイラーは、その私生活におきましても、マタ・ハリを想起させます。マタ・ハリは、第一次世界大戦期の人物ですので、おもにイルミナティー系の軍人に近づき、①イルミナティーのメンバー間の連絡係、②イルミナティーの本部からの命令伝達係、③ハニートラップ係となっていたようですが、第二次世界大戦後の冷戦期にあって、テイラーはどうであったのでしょうか。
 

テイラーは、ニクソン政権で海軍長官(1972 - 1974年)を務め、上院議員として軍事委員長(1999 - 2001年、2003-2007年 )を歴任したジョン・ウィリアム・ウォーナーJohn WilliamWarner1927218 - )氏と、1976年に7度目の結婚をしており、その背後には、マタ・ハリと同様に、イルミナティーによる軍事部門への接近を推測することができるかもしれません。

 
そして、テイラーとの交際のあった男性のなかでも、ヘンリー・キシンジャー氏Henry Alfred Kissinger1923527 - )は、特に注目されます。「キシンジャー」という姓は、バード・キッシンゲンというドイツのバイエルン地方の温泉町に由来するそうです。イルミナティー創設の地がバイエルンであること、そして氏が‘ユダヤ人’であることを踏まえますと、キシンジャー氏は、イルミナティーに気に入られる要素を持っていたと言えます。
 

キッシンジャー氏は、第二次世界大戦中にドイツから米国に亡命し、その後、NATOスパイ学校の教官となり、ベトナム戦争時代には国家安全保障会議に「諜報委員会」を設けて自ら議長となり、ニクソン政権およびフォード政権期の国家安全保障問題担当大統領補佐官国務長官ともなっておりますので、所謂‘西側’のために働いているように見えます。しかしながら、米国の中国共産党政権との国交樹立、ベトナム戦争終結をめぐる1973年のパリ協定の締結、さらに、昨今の中国寄りの外交姿勢を踏まえますと、キシンジャー氏は、一環して中国共産党政権寄りであり、その代理人と目されるイルミナティーの側に立って働いている可能性も否定できません。『Conspiracy of the Six-Pointed Star: Eye-Opening Revelation andForbidden Knowledge About Israel, the Jews, Zionism, and the Rothschilds (『ダビデの星の陰謀:イスラエルユダヤ人・シオニズムロスチャイルドをめぐる啓発的暴露と禁断の知識)』(Texe Marrs, River Crest Publishing, 2011

年、頁212)によりますと、キシンジャー氏は、オバマ氏とともに、『シオンの議定書』にもとづく「ロスチャイルド家の怠惰で忠実なるユダヤ人下僕」とされておりますことも、このような推測を補うでしょう。


 

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(続く)