時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

外国人労働者大量受け入れ問題の背景にはイルミナティー

 今日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。「出入国管理及び難民認定法入管法)及び法務省設置法改正案」が臨時国会にて審議されておりますが、この法案には、事実上の日本国滅亡に繋がる様々な問題を指摘することができます。
 
第一に、安倍政権は、移民政策であるにもかかわらず、「移民政策ではない」という詭弁を弄し、国民に「二重思考double thinking」を強要していることを指摘することができます。安倍首相は、国会にて“法案が改正されたからといって、外国人労働者は、ただちに、日本国籍を取得できるわけではなく、素行が善良であるという条件もあるためハードルが高い”という趣旨の答弁を行ったようですが、たとえ10年後であれ、今般の法改正によって多数の外国人労働者日本国籍取得要件を充たしてしまう点、そして、日本国籍を取得するまでは、表面的に素行が善良のようにふるまう可能性が高い点(取得後は、豹変して犯罪に手を染める可能性がある)を踏まえますと、法改正は、事実上、無制限に外国人労働者に対して日本国籍を付与する政策、すなわち、移民政策なのです。
 
にもかかわらず、「移民政策ではない」と言い張っている様子は、あたかも、国民に「二重思考double thinking」を強要しているようみ見えます。2017年11月15日付本ブログで指摘いたしましたように、「二重思考double thinking」とは、ジョージ・オーウェルGeorge Orwellの小説『1984年Nineteen Eighty-Four』に登場する独裁国で行われている国民に対する思想訓練のことです。例えば、その独裁国の独裁政党のスローガンは、以下のようなものです。
 
「戦争は平和なり」
「自由は隷従なり」
「無知は力なり」
 
常識的に考えますと、戦争が平和なはずはなく、自由が隷従であるはずはなく、無知は力であるはずはないわけですが(もちろん、“侵略を制止するために防衛戦争をする”、“自由のために一般的なルールに服する”、あるいは、ソクラテスのように“無知の自覚こそ知の力である”、という条件付きの場合には、両者は両立する…)。「二重思考double thinking」の思想訓練を受けた人々は、戦争状態にあることを平和であると信じ、隷従状態にあることを自由であると信じ、無知な状態にあることは力があると信じ込まされてしまうことになるのです。
 
つまり、二重思考とは、現実の悪に目を瞑り、それを善であると“自主的”に認識する思考、ということができます。本改正案問題に当て嵌めてみますと、現実には、大量の外国人労働者が入国し、2030年頃には日本国籍を取得し、やがては、多文化共生主義のもとで日本語すら消滅危惧言語となって日本人が少数民族化しているにもかかわらず、国民は、‘日本は移民政策を採っていない’と信じ込まされるようなものなのです。
 
ジョージ・オーウェルが、イルミナティーによる世界支配の有様を『1984年Nineteen Eighty-Four

』において表現した点を踏まえますと、安倍政権の背後には、イルミナティーがある可能性が指摘できるのではないでしょうか。


 

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(続く)