時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

2016-08-21から1日間の記事一覧

皇室問題-世襲を考える

日本国は、古来、祭政二元体制の時期が長く、朝廷と幕府は、聖と俗との間で役割を分かつことで、調和的な国制を維持してきました。しかしながら、この体制は、明治の開国と共に激変し、天皇は、世俗の領域においても中心に位置づけられ、いわば、祭政一元体…