時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

小泉進次郎氏の起用は平壌宣言の履行?

 政界におけるイルミナティーの影響は、昨日の内閣改造にも見ることができるかもしれません。それは、入閣された方々の顔ぶれを見てみますと、朝鮮・韓国との関連が疑われる方々が多いという特徴が見られるからです。

 

 特に、「平壌宣言」を行った小泉純一郎氏の子息である小泉進次郎氏の入閣は、注目されます。日本経済新聞産経新聞の表では、小泉進次郎氏は、安倍首相と並んでトップに置かれておりますし、産経新聞における認承式の写真は、小泉進次郎氏が認承式に臨んでいるものでした。政界やマスコミは、ともにイルミナティーの強い影響下にありますので、結託して、小泉進次郎氏にスポットライトを当てて、氏の次期首相を既定路線化させようとしているように見えるのです。

 

 その目的は、やはり、「平壌宣言」を履行させ、日本から北朝鮮に莫大な資金を供与させるためなのではないか、と考えることができます。日本国は、「日韓基本条約」などにもとづき、朝鮮半島における唯一の合法的政府として韓国政府に対して、当時の国家予算の3分の1にあたる莫大な財政支援を行っておりますので、北朝鮮に対しても“戦後賠償”を行うことは、二度払いとなります。このことから、「平壌宣言」は、国際法上は無効なのですが、小泉元首相が、勝手に平壌を訪問し、国民の同意を得ずして恣意的に「平壌宣言」を行った点を踏まえますと、今度は、子息の進次郎氏が、首相となったあかつきに、電撃的に「平壌宣言」の履行を宣言するかもしれないのです。

 

 北朝鮮は、特にイルミナティーのお気に入りの国です。2018年2月に韓国平昌にて開催された冬季オリンピックの開会式のアトラクションは、以下の点から、「韓国・北朝鮮は、イルミナティーの国、「カーンKhan(ロスチャイルド)」の国である」という仮説を補っています。

 

1)青龍、白虎、朱雀、玄武、熊女、人面鳥などの動物が登場し、これらの動物を動かす手法も、アフリカの動物の世界をテーマとしたミュージカルの『ライオン・キング』の手法を用いている。イルミナティーの人類の非文明化・動物化という計画にマッチした演出である。

 

2)舞台全体に白頭山が映し出され、世界が白頭山となるような演出がされている。白頭山は、北朝鮮金日成の生誕の地とされていることに加えて、イルミナティーの創始者であるワイズ・ハウプトWeishauptは、「白頭」という意味であることを踏まえると、イルミナティーによる世界支配が表現されていると考えられる。

 

 冬季オリンピックに見られるこれらの点に加えて、「日本統治時代には、平壌神学校などキリスト教の神学校や教会が設立され、キリスト教徒の人口に対する割合も増加した平壌は、宣教師から「東洋のエルサレム」と呼ばれる朝鮮のキリスト教布教の中心地となった」ことも注目されます(文鮮明も、当初は、北朝鮮地域のキリスト教の団体に属しており、現在の韓国のキリスト教徒には、朝鮮戦争の前後に韓国側へ移住した平壌出身者もいるそうです)。こうしたキリスト教の神学校や教会は、イエズス会(フランシスコ派)であろうと推測されますので、平壌は、イルミナティーとの繋がりが強いと推測することができます。

 

 「エルサレム」は、ユダヤ教の聖地であり、イルミナティーも、世界政府の樹立後に、その首都を「エルサレム」に置くことを計画しているようです。平壌が「東洋のエルサレム」と称されていた点から推測いたしますと、イルミナティーは、世界政府が樹立した暁には、西洋と東洋を二分統治し、東洋地域の首都、すなわち、世界政府の第二の首都を平壌に置くつもりであり、現在でも、平壌イルミナティーの秘密の首都として位置付けられているのかもしれません。

 

 このように考えますと、改造内閣、並びに、小泉進次郎氏の環境大臣起用の真の目的は、平壌を中心とした世界支配政府の樹立のための資金簒奪計画の一環として、日本に「平壌宣言」を履行させる道筋をつくるためであった気がいたします。

 

 (続く)