時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

パチンコ合法化に反対する気骨のある議員はいないのか

 政界では、「カジノ議連」なる超党派の組織があり、国際観光の振興を目的としてカジノ合法化のみならず、パチンコの換金をも合法化しようとしているようです。パチンコを「健全な庶民の娯楽の場」としたいようですが、そもそも賭博は不健全な行為なのですから、合法化したところで、健全になるはずもありません。

 何よりも驚くべきことは、この議連には、与野党合わせて100名もの議員が名を連ねているということです。パチンコが個人破産や家庭崩壊を引き起こし、さらには、その収益の一部が北朝鮮への送金されていることを考えますと、この議連に参加している政治家の方々が、パチンコ業界から献金を受けているのではないかと疑ってしまいます。国民の娯楽どころか、国民生活を腐敗させ、安全保障を危うくする元凶でもあるにもかかわらず、何故、このような反対方向の法律を制定しようとするのか、理解に苦しみます。

 もし、気骨ある政治家がおられれば、ぜひ、この法案に反対するための「反カジノ・反パチンコ議連」を設立していただきたいと思うのです。政界は、これほどまで、パチンコ・マネーに汚染されているのでしょうか。心配な限りです。

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