時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

中国からの先制核攻撃への対処を急ぐべし

 核の先制攻撃はしない、とする胡主席の言葉もむなしく、人民解放軍の内部文書では、”危機下では核の先制攻撃も辞さない”と明記しているそうです。日本国政府もまた、この情報に右往左往するよりも、まずは、対策を講じることが先決です。

 中国には、国際法を順守する意思がないことは、随分と前から分かっていました。中国に、紳士的な振舞いを期待することはできず、ましてや、戦時ともなれば、”何でもあり”とみなすべきなのです。核の先制攻撃もまた、想定されるシナリオから外すことはできず、むしろ、通常兵器における戦闘での敗北が確実になった時点で、中国は、核攻撃に切り替えると考えた方がよさそうです。

 尖閣諸島沖での事件は、この状況が、何時でも起き得ることを示すことにもなりました。時間はないのですから、政府は、ミサイル防衛システムの開発や国民の避難方法の策定を急ぐべきと思うのです。

 よろしければ、クリックをお願い申し上げます。
<A HREF="https://blog.with2.net/in.php?626231">人気ブログランキングへ</A>