時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

予算は災害救援と復興に重点を

 本日発生した巨大地震によって、我が国は、甚大な被害を受けたました。テレビで放映された、押し寄せる津波が港を襲うと共に、平地では濁流となって田畑や家屋を飲み込み、さらには、逃げようとする人や車に迫る様子に、胸が張り裂けそうでした。

 今回の地震は、観察史上、国内最大級とのことです。犠牲になられた方々や被害の規模は、相当に上ると予想され、救援や復興には、巨額の支出が必要なことは言うまでもありません。村落がまるごと津波により壊滅したとの報道もありますし、太平洋沿岸沿いの港町の多くも浸水と破壊の被害を受けました。また、水田は、一端、海水に浸かりますと、回復させることが難しいというお話を聞いたこともあり、広大な水田地帯が不毛の地になりかねません。政府は、全力を挙げて、災害の救援と復興に取り組むべきと思うのです。

 子ども手当法案の行方が議論もされておりますが、被災地の救援と災害復興を優先されるべきであり、そのためには、国民も負担を甘受するはずなのではないでしょうか。

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