唖然とさせられる橋下大阪府知事
昨日は、黒岩神奈川県知事の太陽光発電推進政策に唖然とさせられた、という記事を書きました。本日は、神奈川県知事に輪をかけて唖然とさせられる橋下大阪府知事の政策について書くことにします。
神奈川県知事の案の柱は、２００万世帯に無償で太陽光発電発電設備を設置するというものでした。方や、大阪府知事の案とは、太陽光発電設備については無償化ではなく、自己負担とするものの、新築住宅への設置を条例によって義務化する、というものです。加えて、設置が困難なマンションの購入者に対しては、既存住宅への設置促進のための補助金財源として、負担金を徴収するそうです。設置費用は自己負担ですので、財源の問題は発生しませんが、それでも、大阪の住宅価格は太陽光発電の設置費用分の２００万円ほど高くなりますので、不動産市場への影響に加えて、住宅ローンなどの利息の支払いを含めた購入者の負担は重くなります。府民に対して、購入を義務付けることは、政治による経済への著しい介入となりますし、個人の自由に対する制限となるのですから、府議会で、この条例案が可決されるのか、疑問なところです。
また、神奈川県知事の案と同様に、大阪府知事の案にも不公平性が見られます。マンション購入者は一方的な負担者となりますし、余剰電力の買い取り制度を想定しているとしますと、電力料金が上がりますので、関西電力管轄内の他県の負担も大きくなります。民主党政権が成立して以来、地方のレベルでも、独裁的な政治手法が蔓延しつつあるように思えるのです。
よろしければ、クリックをお願い申し上げます。
<a href="https://blog.with2.net/in.php?626231">人気ブログランキングへ</a>
神奈川県知事の案の柱は、２００万世帯に無償で太陽光発電発電設備を設置するというものでした。方や、大阪府知事の案とは、太陽光発電設備については無償化ではなく、自己負担とするものの、新築住宅への設置を条例によって義務化する、というものです。加えて、設置が困難なマンションの購入者に対しては、既存住宅への設置促進のための補助金財源として、負担金を徴収するそうです。設置費用は自己負担ですので、財源の問題は発生しませんが、それでも、大阪の住宅価格は太陽光発電の設置費用分の２００万円ほど高くなりますので、不動産市場への影響に加えて、住宅ローンなどの利息の支払いを含めた購入者の負担は重くなります。府民に対して、購入を義務付けることは、政治による経済への著しい介入となりますし、個人の自由に対する制限となるのですから、府議会で、この条例案が可決されるのか、疑問なところです。
また、神奈川県知事の案と同様に、大阪府知事の案にも不公平性が見られます。マンション購入者は一方的な負担者となりますし、余剰電力の買い取り制度を想定しているとしますと、電力料金が上がりますので、関西電力管轄内の他県の負担も大きくなります。民主党政権が成立して以来、地方のレベルでも、独裁的な政治手法が蔓延しつつあるように思えるのです。
よろしければ、クリックをお願い申し上げます。
<a href="https://blog.with2.net/in.php?626231">人気ブログランキングへ</a>
