時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

野田新内閣は即、仕事を

 本日、新たに発足する野田内閣の顔ぶれが発表されました。党内のバランスを考慮した妥協の産物とも報じられており、適材適所であるのか、疑わしいところです。

 現在、我が国は、震災からの復興過程にあり、しかも、超円高、電力不足、財政危機…など、経済をとりまく環境も危機的です。一時の猶予もないのですから、入閣に浮かれることなく、まずは、仕事に取り掛かるべきではないかと思うのです。もっとも、新たに入閣した人々の実績も人物像も、詳しくは伝わっておらず、閣僚としての手腕がどの程度なのか、不安もあります。菅首相のように、リーダーシップを勘違い、あるいは、悪用し、事態をさらに悪化させてしまうこともあるのですから。

 国民の多くは、鳩山元首相や菅前首相のように、イデオロギーや理想に走る政治家よりも、目前にある問題を、実務的に手堅く解決する政治家を求めているのではないかと思うのです。

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