民主党政権は中国に先制攻撃カードを与えた

　一昨日、中国海軍軍艦に海自の護衛艦がロックオンされていた事件は、国内のみならず、国際社会にも武力衝突の懸念を広げています。中国側は、国際的な批判を逃れるために、必死になって日本側に責任を押し付けようとしていますが、どちらが悪いかは、一目瞭然です。レーダー照射という武力威嚇を実際に行ったのは、中国軍艦なのですから。

　第一義的に中国側に非があることは疑いなきことですが、日本側に問題があったとしますと、それは、民主党政権時代の隠蔽なのではないかと思うのです。国民が知らないところで、過去にもレーダー照射があり、民主党政権は、その事実をひた隠しにしていたと言うのです。民主党政権の基本姿勢は、親中親韓でしたので、中国側の武力による威嚇が表沙汰になれば、日本国内で反中感情が高まることを怖れたのでしょう。と同時に、事を荒立てなければ、中国のご機嫌を損ねることもなく、日中友好を維持できると踏んだのでしょう。しかしながら、この隠蔽政策、自衛隊、そして、日本国を危機に晒す背信行為であったと思うのです。ロックオンされながら、反撃せずに黙っていると言うことは、最初の攻撃を、相手方に許すことになるのですから。

　民主党政権は、いわば、中国のために、日本国に対する武力行使の機会を準備したのです。自らは損害を蒙ることなく、日本国に一撃を加えることができるのですから、反日で国内を纏めたい中国にとりましては、これほど好都合なカードはありません。中国側は、日本への攻撃の一報は、中国国民を歓喜で沸き立たせることができると確信していたことでしょう。日本国政府は、民主党政権が与えたこの先制攻撃カードを、無効にしなければならないと思うのです。

　よろしければ、クリックをお願い申し上げます。

<a href="https://blog.with2.net/in.php?626231">人気ブログランキングへ</a>