時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

韓国のためのNHK歴史講座―対馬が朝鮮領?

 NHKでは、教育番組として、毎週金曜日の午後に世界史の高校講座を放映しています。第17回目の講座は、近代朝鮮王朝であったそうですが(朝鮮に近代はないのでは…)、信じられないことに、この放送の画面に、対馬を朝鮮領とみなす地図が掲載されたというのです。

 NHKのホームページで確認したところ、朝鮮通信使の経路の説明として、NHKは、対馬を、日本国の色とは違う朝鮮と同色に塗っている地図を、堂々と掲載していました。”対馬は朝鮮領”と明記はしていないとはいえ、明らかに視覚を通した誤認を狙っています。NHKの韓国偏向は、これまでにも何度となく指摘され、改善が要求されてきましたが、この番組を見る限り、韓国偏重はエスカレートの一途を辿っているようです。日本国民の多くは、領土問題に対して敏感になっておりますので、NHKのこの番組は、一線を超える売国行為と批判されても致し方ありません。しかも、NHKは、対馬に対して韓国と同様に粘着しており、対馬における韓国語の学習や日韓高校生の交流なども紹介しています(対馬は、韓国語の学習を止めにするべきでは…)。その一方で、対馬の盗難仏像の返却拒否やアリラン祭りの名称変更などについては触れてはいないのです。

 NHKは明らかに韓国と”歴史認識”を共有しており、この番組を視聴する日本の高校生にも対しても、自らの歴史認識を刷り込もうとしております。と同時に、この番組に、韓国側の対馬に対するあくなき領土的野望が伺えるのです。早急に、NHKを日本人の手に取り戻しませんと、公共放送は、韓国の対日思想統制機関に堕してしまうと思うのです。

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