時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

日韓首脳会談3条件-韓国の病的な自意識過剰?

 報じられるところによりますと、韓国政府は、日韓首脳会談の条件として、(1)村山談話河野談話の継承、(2)靖国神社参拝停止の宣言、(3)慰安婦問題に関する両国間の協議会設置を日本国政府に求めるそうです。それにしましても、韓国の自意識過剰は、病的な域に達していると思うのです。

 日韓首脳会談の実現が、3条件を日本国政府が受け入れるほどの価値があるとは、誰も考えてはいません。日韓首脳会談の場を設けたところで、新聞の紙面やネット・ニュースが写真付きで報じられるぐらいで、日本国にとりましては、マイナス面ばかりで一切のプラス要素がないからです。朴槿恵大統領が、日本国が自国の名誉や歴史を犠牲にしてまで、首脳会談を切に望んでいると本気で考えているとしますと、もはや、正常な判断力を失っていると見なさざるを得ません。自己愛性パーソナリティー障害とは「自分は優れていて素晴らしく特別で偉大な存在でなければならないと思い込むパーソナリティ障害の一類型」なそうですが、韓国の行動は、この症状を思わせるのです。

 もちろん、韓国は、日本国に対して敢えて飲めない条件を提示することで、日韓首脳会談、あるいは、日米韓首脳会談を回避し、中国に対して忠誠心を示そうとしてる可能性もあります。何れにしましても、この条件案に関する情報が正しければ、日本国政府には、拒絶以外に選択肢はないと思うのです。

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