時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

政党は出自ロンダリング機関?

 日本国の人口構成からすれば、日本国の国会議員において占める帰化系議員の比率は異常なほど高く、日本国における国民主権や独立さえ脅かしかねない状況に至っております。その原因として挙げられるのは、政党が、出自ロンダリングの機能を果たしているのではないか、ということです。
 
 帰化系、あるいは、”背乗り”議員は、特に民主党公明党に多いともされていますが、おそらく、これは、全政党わたって見られる共通現象かもしれません。何故、このような危険な状態がもたらされたのかと申しますと、政党から立候補する形態ですと、一般の有権者は、その立候補者の経歴や出自をトレースすることができないからではないかと思うのです。地縁や血縁によって人間関係が密である地方などでは、有権者も立候補者の情報を得やすいのですが、都市部の選挙区では、特に落下傘候補者ともなりますと、正体不明な人物が候補者であることが少なくありません。”政党の候補者”という情報だけで、有権者は投票しなければならないのです。
 
 政党助成金の使途の問題も然ることながら、有権者には知る権利があるのですから、政党レベルにおける出自ロンダリングを防止する措置が必要なのではないでしょうか。
 
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