時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

カジノ反対に右も左もない

  本日のネット上のニュース記事によりますと、カジノ法案が成立した場合、候補地は、横浜市大阪市なそうです。横浜市民の一人としましては、切実な問題です。

 カジノ法案に対しては、与党では公明党が既に反対を表明しておりますが、どちらかと申しますと、共産党といった野党の反対が強い印象があります。しかしながら、公序良俗や社会の健全性を重んじるのはむしろ保守層ですので、自民党支持者の中にも、カジノ法案反対の人は少なくないはずです。カジノ反対には右も左もなく、ギャンブル依存症が増加しますと、個人破産や家庭崩壊も比例して増えますので、社会全体が荒廃するからです。経済効果も一部に限られますし、トータルで見ればマイナス効果の方が上回るのではないでしょうか。

 仮に、国会で法案が成立したとしても、誘致を名乗り出ている地方自治体には、住民投票の実施をお願いしたいと思うのです。

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