これまで、戦後の朝鮮半島にで起きた日本人の悲劇は、戦後史において伏せられてきた感があります。ようやく、昨年、『竹林はるか遠く』の日本語訳が出版されることもあって、当時、朝鮮半島に居住していた日本人の多くが共産軍により虐殺されたことが知られるようになりました。今回公開される名簿には、収容所で亡くなられた方々の氏名が記載されておりますが、おそらく、これらの方々の他にも、野辺で無残に命を落とされた日本人も数多くおられたことでしょう。共産系パルチザンが建国した北朝鮮は、ソ連邦と共にこの日本人虐殺と拘留に携わっております。北朝鮮は、自らの加害行為は棚に上げて、”過酷な植民地支配”と言いがかりをつけては日本国を糾弾しているのです。
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