世界支配志向勢力が戦争を起こしたがる理由
本日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が、記事を書かせていただきます。1月12日付本ブログにて、暴力的な方法、すなわち、戦争を起こすことによって、世界支配志向勢力は、世界を自らに都合がよいように造り変えようと画策する可能性があることについて指摘させていただきました。では、戦争は、どのような点において、世界支配勢力にとりまして、好都合なのでしょうか。以下の点を指摘することができます(現在の中国の動きにも注目…)。
1)世界支配志向勢力に対する人々の批判や非難を、戦争を引き起こすことによって有耶無耶にしてしまうことができる。すなわち、国民の間に‘悪事がばれた’場合に、失脚する前に戦争を起こして、‘戦時体制’となして政権を持続させることができる。
2)世界支配志向勢力に対して反抗的な人々を兵士となして、戦場に赴かせて戦死させてしまう。結果的に、国内における反世界支配志向勢力の人口比を下げることができる。
3)‘戦時体制’と称して、国家権力のすべてを世界支配志向勢力に集中させる。
4)民間人居住地区をも戦場とすることで難民を意図的につくりだし、反世界支配志向勢力の人口比の高い国々に送り出す。この結果、人口比を逆転させ、その国を混乱に陥れることができる。
戦争とは、国家間における純粋な国境めぐる争いや国益の衝突からのみ起こるものではないようです。世界支配志向勢力は、ティラノザウルスのように人々を追い詰める能力に長けており、謀略を仕掛けることにかけましては超一流なのです。このように考えますと、世界支配志向勢力は、『聖書』「暴露録(The Revelation)」の「野獣the beasts」、「赤い竜the red dragon」及び「偽預言者false prophet」が計画しているとされる戦争へと人類を近づけていっている可能性は十分にあるのです。
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(続く)