時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

日本の歴史と国際陰謀との関係

 本日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が、記事を書かせていただきます。今日でも、‘ネオ・ユダヤ人’たちを中心とし、”国際ゲットー連盟”とでも称すべき多民族で構成された世界支配志向勢力が、現在でも陰に陽に世界権力の掌握に向けてアグレッシブな活動を続ているようです。そして、その思想的背景に‘非文明世界への礼賛’があるが故に、この勢力による世界権力の掌握は、人類文明の危機を意味することとなりましょう。
 
イエズス会の世界大での活動にも見られるように、大航海時代が幕を開けた15・16世紀以降、この勢力の拡大は、新大陸や日本をも含む全世界レベルに及んでいます。近代以降の世界史では、如何なる地域の如何なる国の歴史であろうとも、同勢力の暗躍を無視しては、歴史の真相は、見えてこないことになります。とかく所謂「陰謀論」は、学術的評価は低いのですが、むしろ、陰謀を想定することで、歴史的事象を明確に説明することができるのです。
 
我が国の歴史をめぐりましても、例外ではありません。2016年12月17日付本ブログにて、「本能寺の変は世界支配志向勢力の王室利用による‘世界支配’のはじまり」と題して指摘いたしましたが、戦国時代より、イエズス会は、皇室をもターゲットに含めて陰謀・謀略を企んだようです。皇室に国家権力を集中させた上で乗っ取れば、容易に日本国を操縦あるいは掌握することができるからです。本能寺の変がその典型例ですが、以後も国権掌握活動は継続されていたと推測され、鎖国時代にあっても、ある程度の影響力は維持していたようです。そして、幕末におきまして、再びその活動を活発化さたと考えることができるのです。次回の記事からは、明治維新の問題について書き進めてゆく予定です。
 
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(続く)