時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

ネオ・ユダヤ人による”サンドウィッチ戦略”

本日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が、記事を書かせていただきます。ネオ・ユダヤ人組織の世界支配戦略の特徴として、‘サンドウィッチ戦略’とでも呼称すべき上層と下層の組織化とその結託・結合を挙げることができます。歴史の経緯をつぶさに見ますと、こうした国際組織の存在は、陰謀論として一笑に付すことはできない側面があります。

これらの組織の本質的性格と結成の過程は闇の中ですが、先にも指摘されたように、上層については、世界各国の王室のメンバーや貴族、有力な政治家、官僚、軍人、高位聖職者、芸術家等がこうした国際組織に入会させたと推測されます。特に、社会的には高い地位にありながらも、性格的弱さ、残忍性、強欲さ、極端な自己愛、特権意識…といった何らかの弱点を持った人々がリクルートされたことでしょう。さらに、ネオ・ユダヤ人組織は、いわばその‘身内’からの君主輩出に成功したことから、ヨーロッパ王室間の婚姻網も利用したことでしょう。ドイツもロシアも最後の皇帝は、ヴィクトリア女王の子孫でした。

 
一方、下層につきましても、積極的な組織化が図られたようです。例えば、貧しい人々や差別を受けてきたマイノリティーの人々の政治・社会的活動組織をその典型として挙げることができます(共産党や水平社等もその一つなのでは…)。これらの人々に対しては、コンプレックスを刺激し、一般社会に対して強い恨みを抱く方向に組織的に洗脳されるのです。この活動の報酬としては、将来的に上層の地位が約束されます。

また、比較的階層のない社会では、外国から移民を招き入れたり、新たに”下層”を創出することで、自らの手先となる組織を造り出すという方法で対処したようです。既存の宗教団体の乗っ取りや、新教宗教団体の設立は、信仰の名に隠れて自らの目的を実現するための重要な手段なのでしょう。考えても見ますと、かくも新興宗教団体が叢生している現状は、不自然といえば不自然なのです。

こうした上層と下層の組織は、対立しているかのように見せかけながら、実は、軍隊組織のように一つの指揮命令系統のもとで組織的に活動し、一般社会である中間層のを挟み込むことで、その破壊に協力しているようなのです。

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(続く)