時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

森友学園問題はモンゴル思想問題

本日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が、記事を書かせていただきます。昨今、森友学園という‘教育施設’が、不正、詐欺、教育方針などの様々な点から問題視されておりますので、今日は、特に、森友学園の教育問題をめぐり、「7)兵士は、上司に対して絶対服従であった」というモンゴル思想との関連について考えてみることにしましょう。
 
森友学園に対して多くの人々が疑念をいだいている理由は、不正や詐欺問題もさることながら、その‘教育方針’にもあるのではないでしょうか。マスコミなどによって放送されている内容から、森友学園では、幼稚園の児童たちに「阿倍首相がんばれ!! えいえい おー!!」という掛け声を集団で挙げさせるなど、あたかも朝鮮学校のような全体主義、洗脳教育が行われている可能性が示唆されております。北朝鮮ならば、いざしらず、日本国におきまして、あたかも朝鮮学校のような教育を行う学校が存在していること自体が、多くの日本国民にとって驚きであったはずです。
 
モンゴルでは、兵士が上官に絶対服従するように‘教育’されていたといいます。モンゴル民族は、遊牧民族ですので、家畜を調教することを生業とする人々です。その調教を、家畜のみならず人間にまで及ぼしたのが、モンゴルであったのです。従いまして、調教された兵士たちは、馬や犬のように、飼い主の言うことに絶対服従するようになるわけです。このことは、このような調教を受けた兵士は、上官の命令ならば、どのような残忍な行為でも行うことを意味しております。
 
この手法を‘国民教育’に用いたのが独裁国であり、独裁国における‘教育’とは、‘教育’ではなく‘調教’であると言うことができます。森友学園も、調教である可能性が高く、言論の自由・研究の自由・民主主義・自由主義を尊ぶ我が国の教育方針と相反していることは、言うまでもなく、森友学園の背景を調査し、朝鮮系のカルト集団との繋がりが判明した場合には、情報公開と共に適切な対応が必要であると言えるでしょう。

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(続く)