時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

イルミナティーの行く先は地獄では?

今日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。今日、金融の世界をも支配するようになっていると推測されるイルミナティー(ロスチャイルド家・サスーン家・イエズス会を中心とした「黒いユダヤ人」の国際組織)が、世界恐慌、戦争、企業倒産から個人レベルでの破綻、破産、そして自殺や暗殺に及ぶまで、なぜ、これほどまでに残忍で詐欺的な手法や手段を用いているのか、その原因は、モロコ教が「野生種ホモ・サピエンス(『聖書』において「野獣beasts」と表現されている人々)」に起源していることに加え、モロコ教の持つ以下の特徴にもあるようです(これまで、本ブログでは、「Moloch」を「モロッコ」と表記してまいりましたが、以後、「モロコ」と表記いたします)。
 

Conspiracy of theSix-Pointed Star: Eye-Opening Revelation and Forbidden Knowledge About Israel,the Jews, Zionism, and the Rothschilds (『ダビデの星の陰謀:イスラエルユダヤ人・シオニズムロスチャイルドをめぐる啓発的暴露と禁断の知識)』(Texe Marrs, River Crest Publishing, 2011年)によりますと、モロコ神Moloch, Markuthは、2匹の蛇serpents、もしくは、2羽の鷹eaglesによってつくられる輪によって象徴されており、互いに互いの尾を口に咥えることで、輪の形がつくられるようになっております。この輪の構図は、一匹・一羽が善goodや天国heavenであるのならば、もう一匹・一羽は、悪evilや地獄hellを意味しており、善と悪とは輪として繋がっていることを表現しております。すなわち、悪を極めれば善に至る、地獄を極めれば天国に行けるという思想を表現しているのです。このような思想は、バビロニアの‘ユダヤ人’カバリストKabbalistsカバラの信奉者)によって体系化され、それを記した「タルムードTalmud」は、『旧約聖書』よりも重要視されているそうです(55ページ)

 
従いまして、このような思想を信じている人々は、悪い事、犯罪を積み重ねれば、積み重ねるほどに、天国に近付くことができると考えるようになっているのです。このことから、イルミナティーのメンバーは、天国へ行きたいという個人的な宗教上の理由から、悪、しかも、より大きな悪を重ねるようになり、世界に大きな脅威を与え続けてきたと言うことができるのです。この思想に最も騙されている人々がいるとしますと、それは、天国と信じて地獄に向って直進しているイルミナティーのメンバー自身ではないかと思うのです。

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(続く)