時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

イルミナティーが日本の滅亡を目指す理由

今日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。テクス・マース氏Texe Marrsの著書によりますと、キリスト教徒とモロコ教は、正反対の宗教です。後者は、この世は闇darknessがあってよいと考え悪を奨励する宗教である一方で、前者は、この世は善の光lightnessや純粋さpurenessに満たされてはじめて理想の世界となるという善を奨励する宗教であるからです。
 
この点は、日本国がなぜ、執拗にイルミナティー(ロスチャイルド家・サスーン家・イエズス会を中心とした「黒いユダヤ人」の国際組織)によって、攻撃を受けているのか、その理由も説明しております。「祓いたまへ、清めたまへ」という神道祝詞に明示されますように、日本国の伝統宗教も、善の光lightnessや純粋さpurenessに満たされてはじめて理想の世界となるという宗教に属しています。純粋な子供に神様が宿る(憑依する)とも考えられており、奈良時代から江戸時代にかけては、このような宗教上の理由を背景として、天皇位には、通常、幼い子供が就いておりました(伝統的に、天皇は、子供であった皇孫・瓊瓊杵尊の御霊の継承者であると観念されております)。仏教でも、悪事を働けば地獄に落ちると説いており、殺生を戒める教えは、生命尊重の現れでもあります。因みに、キリスト教世界では、しばしば、イエス・キリストは、聖母マリアの胸に抱かれる無垢な赤子として描かれていおります。
 
純真なる子供や生命を大事にするのが日本の伝統宗教・思想であるといたしますと、モロコ教はその逆なようです。人身供養、特に、子供を人身供養とするモロコ教の儀式は、純粋さへの拒否反応、善なる神への拒否反応を象徴的に表現した儀式であると考えることができるからです。イルミナティーのメンバーであった企業家の故ロナルド・ベルナール氏が、イルミナティーによって行われる子供の人身供養の儀式に耐えられず脱会した理由も、ここにあると言うことができるでしょう。
 
このように、日本の神道や仏教は、基本的にキリスト教の思想に極めて近いので、イルミナティーは、日本国の滅亡をも計画していると考えることができるのです。

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(続く)