時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

人種・民族対立の対立激化を生む「蛇鷹輪の思想」

 今日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。「黒いユダヤ人」の国際組織のモンゴロイド・アフリカ系優遇策は、モンゴロイド・アフリカ系の人々による世界支配を目指すものである可能性もあるため、オバマ政権化で発生した昨今の白人と黒人の対立激化の要因ともなっている点を昨日指摘いたしました。この点は、米国の情勢のみならず世界情勢を考える上で重要ですので、今日は、モンゴロイド・アフリカ系優遇策が、白人社会にとりまして、なぜ、これほどまでに大きな脅威となっているのか、その思想的理由について扱います。
 
啓蒙思想enlightmentとは、自然法にもとづく‘すべての人々の法のもとにおける平等’と‘人間としての尊厳の尊重’を謳った思想です。この点におきまして、啓蒙思想は、白人奴隷・黒人奴隷のいずれもふくめて、すべての奴隷制の廃止を求めている思想であると言うことができます。
 
ところが、本年8月30日付本ブログにて指摘いたしましたように、「黒いユダヤ人」の国際組織が信仰しているのは、「蛇鷹輪の思想」という‘ユダヤ教’のカバラや『タルムードTalmud』にもとづく邪教、‘偽ユダヤ教’です。『Conspiracy of the Six-Pointed Star ダビデの星の陰謀』(Texe Marrs著)によりますと、モロコ神Moloch, Markuthは、2匹の蛇serpents、もしくは、2羽の鷹eaglesによってつくられる輪によって象徴されており、互いに互いの尾を口に咥えることで、輪の形がつくられるようになっております。この輪の構図は、一匹・一羽が善goodや天国heavenであるのならば、もう一匹・一羽は、悪evilや地獄hellを意味しており、善と悪とは輪として繋がっていることを表現しております。そして、この構図が、‘逆転の思想’をも意味しており、支配者と被支配者は、交互に逆転するという考えをも表現していることは重要です。
 
すなわち、「蛇鷹輪の思想」は、‘これまで人類史をリードしてきたのは白人であるから、次に人類史をリードするのは、非白人のモンゴロイド・アフリカ系の人々である’という考えを齎しており、「黒いユダヤ人」の国際組織は、非白人のモンゴロイド・アフリカ系の人々による世界支配の実現のために、モンゴロイド・アフリカ系優遇策を進めていると推測することができるのです。ちなみに、「黒いユダヤ人」の国際組織の言う「白人」とは、モンゴル帝国の支配を受けなかった地域の人々のことであり、ヨーロッパの人々、おもにヨーロッパからの移民によって成り立っている米国人、そして日本人を意味しているようです。
 
そして、「蛇鷹輪の思想」は、‘白人は非支配民になるべきである’ということをも意味しております。「黒いユダヤ人」の国際組織の逆転計画に気付いている白人の人々は、当然、「黒いユダヤ人」の国際組織を大きな脅威として認識してくることになるのです。米国における白人と黒人の対立が、白人側による反ユダヤ人デモに繋がった理由もここにあるのではないでしょうか。

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(続く)