上野三碑の世界遺産登録のリスク
今日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。ケネディ大統領暗殺事件には、非文明化・動物化を計画している「黒いユダヤ人」の国際組織の問題が絡んでいる可能性を本ブログにて指摘しておりますが、このような国際組織のアグレッシブな世界支配計画にもとづく工作活動は、米国に留まらず、世界のあらゆる国々のあらゆる分野において見られ、昨日発表されたユネスコUNSCOによる世界遺産登録問題にも見ることができるかもしれません。
特に今般、世界遺産に選ばれた日本の遺跡には、中国、朝鮮関連の遺跡が多いという特徴があります。朝鮮通信使のみならず、上野三碑にもこの特徴を見出せます。例えば、三碑の一つである「多胡碑」の説明では、碑文に見られる”給羊”という一文をめぐって、多胡郡を「羊」という名の中国・朝鮮系帰化人?に支配させたという解釈がなされいるようです(江戸時代に広まった多胡羊太夫伝説も影響しているかもしれない…)。ちなみに、『続日本紀』和銅四年三月六日条には、多胡郡が設置されたことについての記述は見られますが、多胡郡の支配を「羊」なる人物に任せたなどという文章はありません。”給”の文字に支配の委任を意味させるには無理があり、多胡郡は、郡という地方行政組織の一単位ですので、「郡司に任じる」という表現となっていたはずです。後にこの地方において繊維産業が盛んになった事実を思い起こしますと、朝廷には、多胡郡に羊を給付して羊毛を生産させ、毛織物を納めさせる目的があったと考えた方が自然です。また、人名であるならば、公文書における「羊」の一文字はあり得ず、官職も含めてフルネームで記載されるはずです。
仮に、羊=帰化人説の説明の下で登録されたとしますと、古代の歴史に託けて、現在の中国・朝鮮人による日本支配を正当化しようとする意図が隠されているようにも思えます。本ブログにて、再三にわたり指摘しておりますように、中国・朝鮮の背後には、ロスチャイルド家・サスーン家・イエズス会を中心とした「黒いユダヤ人」の国際組織があると推測されます。「黒いユダヤ人」の国際組織は、歴史・文化面におきましてユネスコを利用して工作活動を続け、着々とその支配地を日本にまで拡げようとしていると考えることができるのです。
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(続く)