時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

中国による世界支配の恐怖-思想の牢獄

 今日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。昨今のユネスコ世界遺産問題は、仮に、「世界政府」なるものが成立した場合、「世界政府」による価値観の押し付け、強制によって、人々が理性的に自由に思考することが許されなくなるような世界となる可能性を示唆していると言うことができます。すなわち、歴史的には、社会・共産主義諸国において行われてきた‘思想の自由を許さない’という政策が、世界規模で実施される可能性があるのです。
 
 現在、このような価値観の押し付けを行いそうな「世界政府」の成立を計画していると推測されるのが、「黒いユダヤ人」の国際組織であることは、この問題を深刻化させております。本ブログにて再三にわたり指摘しておりますように、物質的豊かさのみならず、精神の豊かさや知性をも否定するフランシスコ派の思想の影響を強く受けているこの国際組織の目的地は、人類の非文明化・動物化であるからです。すなわち、「世界政府」の行う人事や政策に対して、理性、知性に照らして考えて、意義を唱えましても、政治思想犯として強制収容所に入れられてしまうことになるかもしれないのです。
 
 実際に、中国共産党政権は、この方向に向かっているように思えます(もしかすると、「黒いユダヤ人」を中心とした「世界政府」勢力は、中国にその実現を託しているかもしれない…)。「習近平思想」なる空虚な思想によって今後、中国の内政・外交が行われるそうですが、このことは、習近平の政策に異議を唱えた国民は、「習近平思想」に反したとして、投獄されてしまうことを意味しているかもしれないのです。北朝鮮の体制は、以前からこの方向にありましたが、中国共産党北朝鮮化しているということになります。中国共産党政権は、陰に陽に、世界規模で工作活動を行っていることを踏まえますと、今後、人類の非文明化・動物化が進むことが予測され、このような脅威からの防御策の策定が急がれていると言えるでしょう。

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(続く)