時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

世界新秩序は人類の非文明・動物化を意味する?

 今日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。昨日、本ブログにて、「習近平思想」なる空虚な思想によって、中国共産党政権は北朝鮮と同様に、人類の非文明化、動物化の方向に向かっていることを指摘いたしました。すなわち、中国共産党政権は、陰に陽に、世界規模で工作活動を行っていることを踏まえますと、物質的豊かさのみならず、精神の豊かさや知性をも否定するフランシスコ派の思想の影響を強く受けている「黒いユダヤ人」の国際組織の意向に沿った体制が、世界規模で拡大しつつある状況にあると言えるでしょう。
 
フランシスコ派と言いましたならば、現ローマ教皇・フランシスコⅠ世が想起されてまいります。フランシスコⅠ世として、第266ローマ教皇(在位:2013313 - )に就任したホルヘ・マリオ・ベルゴリオJorge Mario Bergoglio氏は、初めてのイエズス会出身の教皇であるとともに、「Ⅰ世」であることに示されますように、教皇としての名を「フランシスコ」というアッシジのフランチェスコの名に因んだ初めての教皇でもあります。
 
これまでの265人もの教皇のなかで、一人として「フランシスコ」という名の教皇がなかったことに示されますように、ローマ・カトリック内部でも、フランシスコ派の「物質的豊かさのみならず、精神の豊かさや知性をも否定する」という考えは問題視されていたようです。このことから、フランシスコⅠ世の登場は、「物質的豊かさのみならず、精神の豊かさや知性をも否定する」という思想が、堂々とカトリックの思想として前面に出てきたことを意味しているのかもしれません。
 
そして、2016年10月13日付本ブログにて、既にこの点を指摘しております。
 
1)共産主義の信奉者であると公言している中国共産党習近平と、カトリックの法王・フランシスコ1世の就任日は同じであり、両者には、左派としての繋がりがあるとする噂がある。
 
2)2016年9月23日に、習近平ローマ法王・フランシスコ1世が、同時訪米しているが、9月23日は、ローマ帝国初代皇帝であるアウグストゥスの誕生日である。この日を1年のはじめの日と改められる、すなわち、‘時間の支配’の変更という歴史的事件があった。このことから、両者による同時訪米は、‘新秩序’の成立を目的としていた可能性があり、その‘新秩序’とは、社会・共産主義体制であると推測することができる。
 
3)習近平ローマ法王・フランシスコ1世に加えて、ダライ・ラマ14世も、同時訪米しており、この際、自らが社会・共産主義者であることを認める発言を行った。
 
という3点を指摘いたしました。フランシスコ派と中国共産党政権は繋がっており、この‘新秩序’こそ、「物質的豊かさのみならず、精神の豊かさや知性をも否定する」という思想にもとづく「黒いユダヤ人」の国際組織の世界支配秩序であると考えることができるのではないでしょうか。

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(続く)