時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

今度の“大東亜共栄園”の盟主は中国共産党か?

 本日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が、記事を書かせていただきます。政府は、外国人労働者の送り出し国として、政府間協定を結ぶ予定の8ヶ国としてきた案を改め、ベトナム、中国、タイ、インドネシア、フィリピン、ミャンマーカンボジアの7ヶ国にネパールとモンゴルを加えた9ヶ国とする案を提示してきたようです。
 
統一韓国・北朝鮮が加わるのではないかという推測は、現時点では違うようですので、お詫びして訂正いたしますが(ただし、今後、政府は統一韓国・北朝鮮が加えてくる可能性はある)、かつて社会・共産主義国であり北朝鮮とも近いとされるモンゴルや、ネパール共産党毛沢東主義派マオイスト)の主導によって共和制へと移行したネパールが加わったことにも、大アジア主義、すなわち、“大東亜共栄圏”の影を見ることができるでしょう。
 
しかしながら、戦前の“大東亜共栄圏”とは違い、入管法の改正による今般の日本列島における“大東亜共栄圏”の現出は、共産革命の発生による日本国の実施的な滅亡を意味いたします。16世紀末に東南アジアに築かれた“日本人街”が、幕末には、種々雑多の現地の人々によって構成される社会となりましたように、これらの共産主義思想と近い9ヶ国の人々の日本への大量移民によって、今度は日本列島全体が“日本人街”と同じ道を歩くことになり、さらには、共産主義革命すら起こりそうなのです。
 
その背後には、イルミナティーが、21世紀の“大東亜共栄圏”の盟主を中国共産党政権と定めていることがありそうです。すなわち、中国共産党政権に日本を支配させるつもりであると推測することができるのです。
 
さらに、習近平氏が国家主席に就任した日と、イエズス会イルミナティー)がカトリックを掌握した日、すなわち、イエズス会初のローマ法王にフランシスコⅠ世が就任した日が同日であることに示唆されますように、イルミナティーは、世界支配計画を推進中であると推測することもできます(中国共産党を中心とした世界を目指していることは、米中貿易戦争にも表れている)。
 
イルミナティーは、中国共産党政権を代理人(悪代官)となして、世界支配を目指し、まずもって、日本を実質的に滅亡させるつもりなのですから、なるべく外国人労働者を受け入れないようにする方策を練ることが必要となってくるでしょう。

 
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(続く)