時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

“日本人街”は明治維新の中心勢力

 本日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が、記事を書かせていただきます。江戸時代から続く東南アジアの“日本人街”とイルミナティーの世界ネットワークとの繋がりは、明治維新とは何であったのか、という歴史上の重大問題とも関連しているかもしれません。
 
憶測の域は出ませんが、イルミナティーによって遂行された明治維新につきましては、以下のような状況を推理することができます。
 
まず、第一段階として、日本攻略を計画したイルミナティーは、東南アジアの“日本人街”に居住しており、片言程度の日本語を話すことができる雑多な民族の人々に日本語の再教育を施し、日本で「イルミナティー革命」を起こすための一定の人数の密入国者集団を組織、準備した。これらの集団は、いわゆる“日本版カルマニョール”とも言える(「カルマニョール」とは、フランス革命期に、「ジャック」を共通のコードネームとして、罪無き人々までも断頭台へ送ったり、虐殺するなど暴力革命を煽った謎の集団であり、どこからともなくフランスへ流入してきた外国人とパリの最貧民地区(サンタントワーヌ(聖アントニウス)地区)の人々によって構成されていた)。
 
第二段階として、イルミナティーは、出島を通して、日本国内の隠れキリシタン組織、すなわち、ザビエルが日本に組織していった黒いユダヤ人の国際組織の下部組織と連絡を取り合い、日本国内でも、「イルミナティー革命」を起こすための工作活動を開始した(幕府側にも何らかの謀略を仕掛けたかもしれない)。
 
第三段階として、イルミナティーは、江戸時代を通して密貿易活動を通じて、黒いユダヤ人の国際組織との接触があった薩摩藩(鹿児島)と長州藩(山口)をおもな窓口として、密入国者集団を日本に移送した。日本にあった実在の人物に“成り済ます”場合もあったかもしれないが、「日本版カルマニョール」を維新側の要人となした。“ええじゃないか”も、このような「日本版カルマニョール」によるものと推測される。
 
第四段階として、イルミナティーは、薩摩藩長州藩を用いて幕府側への軍事攻撃を開始し、京都御所を制圧した際に、「日本版カルマニョール」のなかから“大室寅之助”などの数人を抜擢して「チーム明治天皇」をつくった。さらに幕府に大政奉還させることで、ひとまずは、幕府将軍の替りとなりえる“天皇”というポストを掌握した。
 
さらに、日本の国家体制を諸藩連合体から、“天皇”を中心とした国家に作り変えたいイルミナティーは、戊辰戦争を起こした(日本の絹織物などの特産品の生産力は温存させ、その利益を独占するために、イルミナティーは、幕府側にも働きかけ、江戸城無血開城させたと考えられる)。
 
こうした推測が、正しいのか否かにつきましては、更なる検証が必要とされますが、明治維新とは、イルミナティーという海外勢力が、“日本人街”の外国人を使って起こした“イルミナティー革命”であったと考えることができるのです。

 
よろしければ、クリックをお願い申し上げます。
 
 
(続く)