時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

刑事ドラマには隠れた目的があるのか?

 今日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。所謂‘探偵物’や‘刑事物’と称される推理小説やTVドラマなどには、イルミナティーが、社会・共産主義運動の一環として製作しているものがあるようです。昨今では、1980年代頃に人気を博していた『刑事コロンボ』シリーズが、このような目的で製作されたという指摘があります。
 
その理由は、『刑事コロンボ』で扱われている事件の犯人は、必ず、‘社会的、経済的に成功した人物’という設定となっているからです。イルミナティーが、視聴者に、‘社会的、経済的に成功した人物は揃いも揃って悪人である’というイメージを知らず知らずに刷り込んで洗脳し、社会・共産主義社会へと導こうとしたのではないかと疑われたからです。
 
同じように、イルミナティーが関与していると考えられるのは、英国で2015年まで放映され、米国、並びに、日本のNHKでも放送されていた『刑事フォイルFoils War』というTVドラマです。このTVドラマは、アンソニーホロヴィッツ氏というユダヤ系のプロデューサーによって脚本・演出されております。第二次世界大戦下における英国の警察活動を扱った非常に面白いドラマであり、主人公である刑事・フォイル(おそらくはユダヤ系英国人の刑事という設定)は、有能で、正義感にあふれた人柄として描かれているのです。しかし、その背後には、市場・自由主義と社会・共産主義の対立、もしくは、対立を利用したイルミナティーによる世界支配の問題が、見え隠れしており、その続編では、フォイルはM5の諜報部員、フォイルの子息は投資家となり、その女性運転手であったサムは、英国労働党の国会議員と結婚して、社会活動家になるといったようにお話が進んでゆくようです(何故か、NHKは続編を放映していません)。
 
昨年の4月28日付本ブログで「ロスチャイルド家は警察権力の掌握を狙っているのか」というタイトルで指摘いたしましたように、イルミナティーと警察権力との癒着問題を踏まえますと、『刑事フォイルFoils War』は、所謂’暴露物’である可能性がありつつも、こうしたTVドラマは、要注意なのかもしれません(実際に、世界各地で警察権力がイルミナティーに乗っ取られる問題、すなわちP2問題が、発生している)。
 
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(続く)