時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

イルミナティーが日本とドイツを嫌う理由

  今日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。イルミナティーは、日本とドイツを嫌っており、昨今の‘皇室劇場’も日本支配・滅亡計画の一環と考えることができます。では、なぜ、イルミナティーは日本とドイツを嫌っているのでしょうか。
 
昨年の6月20日付本ブログにて、ナチス・ドイツについて①ヒトラー、ハインリッヒ・ヒムラーヘルマン・ゲーリング(父親は‘ユダヤ人’)、ヨゼフ・ゲッペルスなどの政権の中心人物たちは、皆、理想的ゲルマン人とはほど遠いルックスであった。②遺伝子解析から、ヒトラー自身にも北アフリカ系、即ち、セファルディ系の血が流れている。さらに③ヒトラーの愛人であったエヴァ・ブラウンユダヤ人説がある…等から、政権を構成する人々の実に60%が’ユダヤ人’であったともされているナチス・ドイツ政権は、「黒いユダヤ人」の政権、すなわち、イルミナティー政権であったと言っても過言ではないことを指摘いたしました。
  
アドルフが「オオカミ」という意味であり、13世紀に世界支配を計画したチンギス・カンGenghis Khanが「蒼き狼」と称されていたことを考えあわせますと、この点とチンギス・カンが得意としていたのが、「挟み撃ち」という戦略であったこととの関連が注目されてきます。
 
第二次世界大戦の結果を見てみますと、ドイツ国内では、アシュケナージ系の「白いユダヤ人」、並びに、ドイツ民族の多くが犠牲になっております。ドイツ国民は、第一次世界大戦時におけるユダヤ人たちの裏切り行為に憤慨して反ユダヤ主義に走り、その多くがヒトラーを支持するわけですが、当のヒトラーこそが「黒いユダヤ人」が担いだ人物であり、「白いユダヤ人」たちは強制収容所に送られて命を落とし、ゲルマン民族であるドイツの一般国民も、あるいは戦場で、あるいは、爆撃によって命を落とすことになってしまったと考えられます。すなわち、ヒトラーが「黒いユダヤ人」の傀儡であれば、ドイツ国民は、すっかり騙されて‘挟み撃ち’にあったとする推測も成り立つのです。
 
そして、イルミナティーの中心勢力であるロスチャイルド家の元の家名が、「カンKhan」であって、モンゴル民族系の出自であることを考えあわせますと、アドルフ・ヒトラーの登場とは、チンギス・ハンの秘かなる再登場を意味していたのかもしれません。13世紀、チンギス・ハンの子、バトゥによるヨーロッバ侵攻は、ドイツにおいてこそ、封建騎士たちによってその行く手を阻まれました(ただし、ドイツ北部には侵攻を受けた地域がある)。そこで、20世紀にイルミナティーの内部に浸透したアジア系ユダヤ人勢力が、セファルディー系と組んでドイツに侵入し、今度こそ、ドイツ人を滅ぼそうと計画したのかもしれないのです。
 
因みに、アドルフという名は、2016年まで第30イエズス会総長を務めていたアドルフォ・ニコラス氏(スペイン語: AdolfoNicolás Pachón, 1936429日– )を想起させます。ニコラス氏は日本との関係の強いイエズス会総長です。スペインのパレンシア県に生まれ、1953イエズス会に入会し、来日して1960年まで日本で日本語とその文化を学んでおります。ニコラス氏は、1964上智大学神学部に入学して神学を学び、上智大学13間組織神学の教授を務めているのです。
 
イエズス会も、ロスチャイルド家と同様に、イルミナティーの中心勢力であり、カトリックの現ローマ法王のフランシスコⅠ世は、イエズス会の出身です。昨今の天皇譲位問題に関する有識者会議のメンバーに、何故か、上智大学国家賠償法を専門とする人物が選ばれてもおり、イルミナティーは、日本国民の知らない間に、‘皇室劇場’も含めて、密かに日本滅亡計画を進めているのかもしれません。すなわち、反中国・朝鮮感情から、所謂”皇室ばんざい”に走りますと、そこには、イルミナティーの傀儡である中国・朝鮮系の’皇室劇場’が待っているということになるのです。そして、13世紀、日本もまた、ドイツと同様に、鎌倉武士団が元・高麗合同軍の侵入を瀬戸際で撃退した国でした。
 
イルミナティー、特にアジア系ユダヤは、13世紀にその世界支配を食い止めることに成功したドイツと日本を憎んでおり、自らを「蒼き狼」として位置付け、今度こそ、ドイツと日本を滅ぼそうとしているのかもしれません。’皇室劇場’を演じている人々の多くの顔立ちが、モンゴル系の顔立ちである理由は、この点にあるのかもしれません。
 
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(続く)