時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

‘皇室’をめぐる2つの真逆な認識は衝突する?

  今日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。複数の人物に「皇族」の役を演じさせ、しかも、‘皇室劇場’であることを国民に知られないようにするために、イルミナティーがクリアしなければならない3つの条件のうち、今日は、「2)皇室関連の記事を扱うマスコミを完全にコントロールしなければならない(皇室は日本国の公的機関であることから、その対象は公共放送のみならず、ほとんどすべての報道機関に及ぶ)」の問題について扱います。
 
日本のマスコミ界が、放送局、大手新聞各社、出版社、広告代理店によってコントロールされていることは以前から知られており、世界各国の報道の自由度ランキングにおいて、日本が70番台という低いレベルにある理由ともなっております(信じ難いことに、事実を隠し、徹底的な反日報道を実施している韓国よりも順位が低い…)。そのくらい‘国民に隠している事’が多いということにもなりますが、そもそも、イルミナティーは、心理学や集団心理学を綿密に研究しており、『裸の王様』のお話のように、複数の人が同じ意見を合唱すると、周囲の人々もその意見に同調してしまう集団心理を利用して権力を掌握してきました。共産主義プロパガンダがその典型例でもあります。理論破綻している理論であっても、下部組織に命じて”さくら”を配置し、それに同調させることで、恰も‘正しい説’であるかのように誘導することができるのです。
 
この点が、カルト教団や共産・社会主義系組織などの巨大な下部組織を有するイルミナティーの強みであり、人類の非文明化・動物化を目指すイルミナティーにとって都合のよい説に対して、マスコミ界や‘さくら(その多くはカルト教団の信者)’を使って‘権威づけ’や‘世論化’を行ってきたと言えます。この方法は、当然、‘皇室劇場’にも使われているのです。
 
しかしながら、昨今のインターネットの普及などを通しての情報社会化は、世界レベルでイルミナティーの計画に反した状況をもたらしているような気がいたします。さまざまな証拠や状況証拠から、日本国民の多くは、日本古来の伝統的皇室は既に消滅しており、所謂‘近代皇室’とは、「本者とされている‘皇族’」と専属劇団員たちの両者(その多くが朝鮮・中国系)によって演じられている‘皇室劇場’であることに気付いており、存廃問題も含めてその処遇を検討しなければならない段階に来ていると認識していると考えることができます。その一方で、マスコミ界は、頑なに、「近代皇室は‘皇室劇場’ではなく、日本古来の伝統的皇室である」と主張した報道姿勢を続けております。日本国内において、方向性の真逆な認識が、‘近代皇室’をめぐって発生しているのです。
 
この2つの真逆の認識は、人間の理性に照らして、この世は‘真’であるのか‘偽’であるのか、といった問題とも繋がるものであり、‘真’であるならば、‘皇室劇場’として扱い、‘偽’であるならば、‘日本古来の伝統的皇室’として扱うということになり、そこには、人類とは何であるのか、世界とは何であるのか、といった哲学的問題まで含まれてくることになると言えるでしょう。
 

いずれにいたしましても、イルミナティーが‘偽’を原理原則としている点を踏まえますと、少なからず、イルミナティーは‘偽’に満ちた世界を良しとする世界観を、マスコミ界を利用して押し付け続けるのではないかと予測され、いずれこの2つの認識は、衝突することになるのではないでしょうか。

 

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(続く)