時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

英王室はイルミナティーの舞台装置か

 今日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。英国ヘンリー王子とメーガン・マークル氏との結婚式のスピーチを執り行ったのが、米国シカゴ市出身の英国国教会Church of Englandの黒人牧師、ブルースカリー司教であったと昨日述べましたが、その所属と役職につきましては、正確には、米国聖公会Episcopal Church in the United States of Americaの総裁主教であり、訂正してお詫びいたします。
 
さて、Wikipediaによりますと、聖公会とは、英国国教会Church of England の系統に属するキリスト教の教派の一つであり、大英帝国の植民地の拡張に伴い、アメリカ合衆国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド南アフリカ等で信者を増やし、現在ではイギリス国外における信者の人数が、国内の信者の人数を上回っており、その大部分はアフリカとアメリカの黒人で占められているそうです。
 
米国聖公会は、リベラル色が強いという特徴があります。キリスト教系団体としては珍しく中絶と同性愛を公認し、黒人に加えてヒスパニック系信者が急増し、オバマ政権下の2015627日には、その総会において、総裁主教に初のアフリカ系アメリカ人マイケル・カリーを選び、同年11月に聖別しておりますので、近年来、米国聖公会と米国民主党は極めて近い関係にあると推測することができます。現シカゴ市長のラーム・イスラエル・エマニュエルRahm Israel Emanuel氏は、シカゴ市出身の‘ユダヤ人’であり、バラク・オバマ政権下で2009年から2010年まで大統領首席補佐官を務めた人物であり、ヒラリー・クリントン女史もシカゴの出身の‘ユダヤ人’ですので、カリー氏の背景には、米国民主党の影が見え隠れしていると言うことができるでしょう。
 
そして、米国民主党が「黒いユダヤ人」の国際組織であるイルミナティーの代理機関であることは、米国聖公会もまた、イルミナティー化していることを示しております。このことは、キリスト教の会派であるにもかかわらず、米国聖公会の一部が、ユダヤ教と同様に霊魂消滅説を唱え始めていること、そして、3年ごとの総会General Conventionの直近の開催地が、一夫多妻主義で知られるモルモン教団の中心地、ソルト・レイク・シティーであることによって補われます。
 
本年1月26日付本ブログで指摘いたしましたように、モルモン教団の創始者であるジョセフ・スミス・ジュニアJoseph Smith, Jr.の母であるルーシー・マック・スミスLucy MackSmith (July 8, 1775 May 14, 1856) は、ユダヤ系であり、モルモン教は、「黒いユダヤ人」の間の一夫多妻主義を取り入れていると考えられ、米国聖公会は、イルミナティー化していると推測することができるのです。
 
このように考えますと、マークル氏の背景には米国聖公会の仮面を被ったイルミナティーがあると考えられ、英王室は、もはや英国民の伝統文化ではなく、イルミナティーが、その思想を世界大に具現化、拡大するための舞台装置となっているのではないでしょうか。

 
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(続く)