時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

イルミナティーの‘超個人主義’の危険

今日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。『2061年宇宙の旅(『2061年2061: Odyssey Three』)』が描く未来像の通りに、現実は進んでおらず、‘斑実現’の状態にあることは、イルミナティーに反対している勢力が大きいことを示唆しております。では、なぜ、かくも多くの人々によって、イルミナティーは嫌われているのでしょうか。
 
その理由は、イルミナティーのピラミッド式の位階構造がもたらす、所謂‘超個人主義’の問題にあると考えることができます。‘超個人主義’とは、ある特定の人物固有の思想・宗教・志向・嗜好・性向・世界観・人生観などといったメンタリティーやキャラクターを、他者のすべてへ拡大させることを是とする主義のことです。‘超個人主義’とは、国家レベルではなく個人レベルの固有の思想・宗教・文化などを、他者のすべてへ拡大させることを是とする主義であると言えるのです。
 
従いまして、イルミナティーのトップ個人固有の思想・宗教・文化などは、その‘超個人主義’によりまして、他者にも拡大してもよい、ということになってしまいます。では、イルミナティーのトップ個人固有の思想・宗教・文化は、どのようなものであるのか、と言いますと、本ブログにて再三にわたって指摘しておりますように、イルミナティーは、人類の非文明化・動物化・家畜化を目的として結成されておりますので、歴代のトップには、その目的に適った人物が就任していると考えることができ、動物的思考や軽薄な文化を好み、人類の知性や精神的豊かさを否定する低レベルの悪魔崇拝の人物がイルミナティーのトップであると推測することができます。従いまして、イルミナティーのトップは、動物的思考や軽薄な文化を嫌い、人類の知性や精神的豊かさを尊重する人々を嫌い、できれば排除したいと考えていると推測することができるのです。
 
こうしたイルミナティーの‘超個人主義’によりまして、イルミナティーが、他の人々にもそのトップ固有の思想を強要し、トップの世界観にあわせた世界のつくり変えを行ってきていることは、カンボジアポルポト政権、中国の共産党一党独裁政権、北朝鮮の金独裁体制における思想統制が齎した惨状にもっともよく表れていると言えるでしょう。
 
そして、現在、世界は、このイルミナティーのトップの軽薄で悪魔崇拝のキャラクターに沿った世界につくりかえられてしまう危険に晒されているようです。換言いたしますと、イルミナティーのトップは、動物的思考や軽薄な文化を好み、人類の知性や精神的豊かさを否定する低レベルの人々以外の人々が、この地球上に存在していることを嫌悪しており、その排除計画を立案し、秘かに計画を進めていると推測することができるのです。
 
しかしながら、イルミナティーのメンバー以外の人々は、一般的に、基本的権利の相互尊重、思想や学問の自由、知性や教養、精神的豊かさを重視している人々ですので、こうした人々の間で、イルミナティーの‘超個人主義’は、極めて迷惑で危険な思想であると認識されているはずです。こうして、イルミナティーの計画に気付いたイルミナティーのメンバー以外の人々の努力によって、イルミナティーは計画を思い通りに進めることができず、現状では、‘斑実現’となっていると言えるのでしょう。

 
よろしければ、クリックをお願い申し上げます。
 
[https://blog.with2.net/link/?626231 人気ブログランキング]
 
(続く)