時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

ゴーン容疑者の背後にルノーのイルミナティー人脈?

  本日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が、記事を書かせていただきます。ゴーン容疑者とイルミナティーとの関連は、フランスのパリに本社のある大手自動車メーカー、ルノーの人脈問題からも窺うことができるかもしれません。
 
そもそも、ルノーの副社長であったゴーン容疑者を日産自動車最高経営責任者CEO)、すなわち、社長として日産に送り込んだのは、当時、ルノーの取締役会長兼最高経営責任者(PDG)であったルイ・シュヴァイツァーという人物です。そこで、シュヴァイツァー氏について調べてみますと、インターネット上の「日経フォーラム」の記事によりますと、シュヴァイツァー氏は、「仏エリート養成校である国立行政学院(ENA)を卒業後、財務検査官を経て、1981年から当時のファビウス蔵相(現蔵相)の官房に入った。86年に国営ルノー公団に転じ、92年に49歳の若さで会長に就任した」そうです。ゴーン容疑者を日産に送り込んだのがシュヴァイツァー氏であることは、今般の事件の背後にも、シュヴァイツァー氏の意向があったのではないか、とする憶測も成り立ちます。
 
そこで、フランス社会党の政治家であり、ミッテラン社会党政権時代に蔵相を務めたローラン・ファビウスLaurent Fabius1946820 - )の後援によって、国営企業となっていたルノーが民営化された際にルノーの会長に就任した点は注目されます。シュヴァイツァー氏の背後には、ファビウス氏の存在を推測することもできるかもしれないのです。
 
ikipedia(日本語版)によりますと、ファビウス氏は「国立行政学院ENA、エナ)の政官界のエリートコースを卒業する。1974年、社会党に入党する。1974年、社会党に入党する。ミッテラン第一書記の経済顧問を務め、「ミッテランの秘蔵っ子」と呼ばれる。…2012年に発足したフランソワ・オランド政権では516日付で外相に就任し、2016211日まで務めた」そうです。
 
このようなファビウス氏の経歴は、ファビウス氏が、社会・共産主義思想に近い考えを持っていることを示していると言えます。そもそも社会・共産主義思想は、カール・マルクスというバビロニアユダヤ教を信奉する「黒いユダヤ人」の国際組織、すなわち、イルミナティーのメンバーによって、人々を騙すためにつくられた思想です。さらに、企業のグローバル化を推し進めている新自由主義思想もイルミナティーの影響を強く受けている思想であると推測できます。このことから、ファビウス氏は、イルミナティーのメンバーである可能性が高いと推測することができるでしょう。
 


このように考えますと、イルミナティーは、日本攻略のために、大物政治家のファビウス氏や当時ルノーの社長であったシュヴァイツァー氏を通して、ゴーン容疑者を日本に送り込んだのではないか、と考えることができます。ゴーン氏の日産社長の就任が、グローバル化の象徴として日本において社会現象となったこと、そして、ファビウス氏が2013年に勲一等旭日大綬章を授与されていることも、このような推測を補うかもしれません。


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(続く)