「黒いユダヤ・イスラム連合」による“マルクート革命計画”はある?
今日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。古代ユダヤ教では、その司祭が戦争恍惚師としての役割を果たしていた点を踏まえますと、戦時体制を理想の社会として位置付けているイスラム教もまた、マルクート教の影響を受けているのかもしれません。マルクート神に子供を差し出さねばならないように、イスラム教団でも、信徒達は自らの子供たちをアラー神に仕える戦士として差し出すことが正しい行為とされるからです(徴兵制の背後にもマルクート教的発想があるのでは?)。イスラム教の司祭が、その教徒達に対しまして、絶対的な権力を有している理由も、この点にあると言えるでしょう。
こうして、イスラム世界の人々は、「戦士(Warrior)」として位置付けられ、マルクート教に由来するウルトラ自己中心主義にもとづく拡大・拡張主義の教理から、「ジハード(聖戦)」と称しまして、戦争に続く戦争の世界を作ったと言えるでしょう。女性の人権を無視した一夫多妻というイスラムの制度も、マルクート教に由来する男性側のウルトラ自己中心主義にもとづいているのでしょう。イスラム教徒も、イエズス会士と同様に「隠れマルクート教徒」と言えるのです。
このように考えますと、ラビ・バトラRaviBatraの唱える「社会は戦士(Warrior)、知識人(Intellectual)、資本家(Acquirer)が順別に支配することによって歴史が展開される」という社会循環論において、次に来る社会が「ウォリアーズ・コントロールWarrior’s Control」の社会とされていることは、イルミナティーによって世界規模の“マルクート革命”が計画されていることを示唆しているかもしれません。
「隠れマルクート教徒」、すなわち、「黒いユダヤ人」達は、イベリア半島からオランダやフランスなどの中・南部ヨーロッパ各国やブリテン島への移住、13世紀のモンゴル帝国によるヨーロッパ侵入の際の北部ヨーロッパへの移住、16世紀のイエズス会の創設、18世紀のイルミナティーの創設などを通しまして、徐々にキリスト教世界にも広がっていったと推測することができます。現在では、イルミナティーという秘密結社が、「黒いユダヤ人達」とイスラム教徒達を結びつけて世界規模で組織化していると推測することができますので、「隠れマルクート教徒」達が一斉蜂起し、世界各国を軍事体制化する“マルクート革命”を起こす可能性もあながち否定できないのです。
昨今、インターネット上で、イルミナティーによる東アジア地域の統一支配構想と推測される統一教会の「高麗構想(北朝鮮と韓国のみならず、日本国も含めて高麗国という国に統合するという統一教会の計画)」に関する何らかの動きが、3月19日、もしくは、3月20日にあるとう情報が流れておりました。“高麗連邦共和国の建国”の宣言などはありませんでしたが、この両日の動きとして在日朝鮮人で、統一教会員であるという信憑性の高い説のある「オリンピックおじさん」と称されていた人物が死去し、IJOCの会長であり、明治天皇の孫とされる竹田恒氏が会長辞任を表明し、“天皇”の甥である東久邇信彦氏が死去し、河野外務大臣が体調不良によって職務ができなくなるなど、確かに、イルミナティーや「高麗構想」と関連していると推測される人々の間に異変は起こっているようでした(本ブログにおいて扱いましたように、明治維新によってつくられた所謂“皇室”や統一教会は、イルミナティーの下部組織であり、オリンピックも、イルミナティーの祭典化している)。
3月20日(英国の現地時間にもとづく日付であるため、日本では19日から20日にかけて)は、英国がEUから離脱する予定日でもあり、世界規模のイルミナティーのネットワークを踏まえますと、この日には、何らかの“マルクート革命”が計画されていたのかもしれません(失敗したのでは)。英国のEUからの離脱が、6月30日に延期されていることから、6月30日は、“マルクート革命”をめぐる要注意の日付となるかもしれません。
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(続く)