時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

マルクート教の脅威:司祭ミノタウロスの危険

 本日も、古代史・中世史研究家の倉西裕子が記事を書かせていただきます。社会・共産主義という詐欺思想を唱えたカール・マルクスは、マルクート教(バビロニアユダヤ教)の黑ミサの司祭、すなわち、「ラビ」であって、その出身地はインド亜大陸である可能性は、「カール・マルクスの正体」と題しまして、2018年8月18日付本ブログにて扱いました。出自不明のマルクス家の「マルクス」という姓自体が、マルクート教に因んでいるとも言えるでしょう(マルクスの母親のヘンリエッタも、オランダの「黒いユダヤ人(セファルディ系ユダヤSephardic Jew)」であり、マルクスは、イエズス会系の学校を卒業している)。
 
そして、インド亜大陸パキスタン出身であり、資本・自由主義国である米国におきまして、社会・共産主義をオブラートに包んで変形させた階級循環説を唱えているラビ・バトラ氏Rabi Batraも、マルクート教(バビロニアユダヤ教)の黑ミサの司祭、すなわち、「ラビ」であると推測することができます。
 
社会・共産主義側の思想と資本・自由主義側の思想のどちらを選択いたしましても、「ウォリアーズ・コントロールWarrior’s Control」の社会となるように誘導されていることは、マルクス経済学や階級循環論などと称して「インテリの仮面」や「哲学の仮面」を被ったこのような思想は、実は極めて、動物的・原始的な思想であって、悪魔崇拝の一表現に過ぎないことを示唆しております。

そして、その根源には、戦争恍惚師の問題がある気がいたします。2017年8月27日付本ブログにて扱いましたように、マックス・ヴェーバーの『ユダヤ人の歴史』によりますと、ユダヤ人社会におきましては、「戦争恍惚師」なる存在が重視されております。戦時において、戦闘員から理性を奪い、積極的に残忍な戦闘行為に参加させるために、戦闘員を催眠にかけたり、洗脳することを専門とする職業と言えるでしょう。通常、麻薬などの薬物が使われる場合が多いそうです。
 
すなわち、『共産党宣言』が支離滅裂な内容でありながら、あたかも催眠にかかったかのように多くの人々が、その‘信者’となった理由は、カール・マルクスが、戦争恍惚師であったことによって説明することができるのです。階級循環論も同様であり、ラビ・バトラ氏のバトラが、「battle」に通じておりますように、「戦争恍惚師」の役割を担っていると推測することができるのです。
 
こうしたイルミナティーの目的は、イルミナティー革命である明治維新における“天皇”の位置づけにも窺うことができるかもしれません。『日本帝国憲法』における第三条の「天皇は神聖にして犯すべからず」、第11条の「天皇は陸海軍を統帥す」、第13条の「天皇は戦を宣し和を講し及諸般の条約を締結す」という文言、『軍人勅瑜』そして、『海行かば』の「大君のへにこそ死なめ、かえりみはせじ」とする歌詞は、明治時代にイルミナティーによってつくられた“天皇”が、戦争恍惚師である可能性を示していると言えるかもしれません(『海行かば』の歌詞は、『萬葉集』に収載される奥州で金山が発見された際に、大伴家持が先祖の功績を顕彰して詠った長歌)。
 
このように考えますと、半獣半人のミノタウロスの野蛮性と惨忍性によって象徴されるイルミナティーが、いかに危険な存在であるのかが、理解されてくるのではないでしょうか。



 
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(続く)