時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

イルミナティーはあらゆる分野に関連している

 ここ数日にわたり、イルミナティーthe Illuminatesとはどのような秘密結社であるのか、その概略について説明いたしました。本日は、イルミナティーがどのような分野において活発に活動を展開しているのか、という点を整理しておきます。

 

  1. 世界の王室・皇室:イルミナティーは、その結成以来、世界中の王室・皇室を乗っ取ることを目標としております。特に、英国ではヴィクトリア朝の成立、日本では明治維新において、イルミナティーによる王室・皇室の乗っ取りがほぼ成功しており、現在では、世界中の王室・皇室のほぼすべてが、乗っ取られている状況にあると考えることができます。従いまして、王室・皇室がその国独自の存在であって、その国のために尽くしていると考えるのは間違えであり、イルミナティーの世界支配計画の遂行に尽くしているはずですので、王室・皇室に対しましては、常に警戒していなければならない、ということになるのです。
  2. 金融界:イルミナティーの中心勢力の一つであるロスチャイルド家とサスーン家は、言わずと知れた世界有数の金融財閥ですので、金融界もイルミナティーの影響を受けているはずです。現フランス大統領のマクロン氏が、ロスチャイルド銀行に勤めていたという経歴を持っていることも、その影響力の強さを示していると言えるでしょう。
  3. フリーメイソンthe Freemasonry:イルミナティーthe Illuminatesは、その結成以来、フリーメイソンthe Freemasonryを乗っ取ることを目標としております。フリーメイソンイルミナティーの思想には大きな違いがあります。フリーメイソンの思想は、キリスト教精神を基盤とし、ギリシャ・ローマの政治思想を取り入れた啓蒙思想としてもよく知られる思想であり、基本的人権の尊重、民主主義、法の支配を肯定する思想です。一方のイルミナティーの思想は、その前身であるイエズス会(フランシスコ派)も含めて、その創設者達が皆ユダヤ人(黒いユダヤ人)であって、全員バビロニアユダヤ教徒であると推測されることに示されますように、悪魔崇拝・ウルトラ自己中心主義のバビロニアユダヤ教を基盤とし、独裁・専制支配をよしとする思想です。現在では、フリーメイソンは、イルミナティーによってほぼ乗っ取られておりますので、その活動は、悪魔崇拝的になっていると推測することができます。
  4. 社会・共産主義:社会・共産主義思想は、カール・マルクス Karl Heinrich Marx (1818年5月5日 - 1883年3月14日)によって唱えられた思想ですが、その両親は、ユダヤ人でありました。母親のヘンリエッタは、オランダの“ユダヤ人”でしたので、セファルディ系の「黒いユダヤ人」であったと推測することができます。そこで、『Conspiracy of the Six-Pointed Star: Eye-Opening Revelation and Forbidden Knowledge About Israel, the Jews, Zionism, and the Rothschilds (『ダビデの星の陰謀:イスラエルユダヤ人・シオニズムロスチャイルドをめぐる啓発的暴露と禁断の知識)』(Texe Marrs著, River Crest Publishing, 2011年)の以下のような興味深い記述は注目されます。

 

―― It is significant that the kabbalist rabbis of today also worship the god Moloch,the same pagan deity whom Solomon revered. In their Sephirah, the kabbalistic Tree of Life, we find a multiplicity of gods and goddesses.  One of the primary deities is called Malkuth, (also Malkut),  thus Malkuth is none other than Moloch! 今日のカバラのラビは、ソロモン王も信仰していたモロッコ神を崇拝していることは重要である。彼らの放射状のカバラの「生命の木」には、多くの神や女神たちが見えます。その原初の神々の一人は、「マルクスMalkuth」と称されています。すなわち、マルクスは、モロッコ神に他ならないのである。(ページ24)――

 

 カール・マルクスは、イルミナティーの会員であり、かつ、ユダヤ教異端、悪魔崇拝のラビであり、無神論を唱えながら秘かに黒ミサを行っていたそうです。すなわち、マルクスは、異端ユダヤ教である「マルクート神」や「バール神」崇拝、すなわち、バビロニアユダヤ教の指導者であり、共産主義思想は、悪魔思想にもとづく詐欺思想であるようです。バビロニアユダヤ教の特徴は、ウルトラ自己中心主義ですので、社会・共産主義国の行き着く先は、共産党員のみが国家権力と富を独占するウルトラ自己中心主義の国となってしまうことになります。中国共産党政権や北朝鮮がその典型であると言えるでしょう。

 

 今日は、イルミナティーが強い影響力を持つ4つの分野につきまして扱いましたが、明日以降は、政界、官界、経済界、軍隊、そして、宇宙開発などの分野について扱います。

 

(続く)