時事随想抄

歴史家の視点から国際情勢・時事問題などについて語るブログ

明治維新になぜ朝鮮問題が関わるのか

本日も、古代・中世史研究家の倉西裕子が、記事を書かせていただきます。明治維新には、思想と宗教を異にするフリーメイソンイルミナティーという2つの国際秘密結社が、それぞれ「フリーメイソンのメンバー」と「フリーメイソンのメンバー兼イルミナティーのメンバー」という形で関わっていたと推測することができます。
 
「チーム明治天皇」の一人である大室寅之助をめぐって、朝鮮部落の出身者であるとする噂があり、「チーム明治天皇」のもう一人と推測される西郷隆盛征韓論を唱えましたように、また、明治時代に日韓併合がありましたように、明治維新には、朝鮮の影が見え隠れしております。
 
その理由につきまして、憶測の域を出ませんが、イルミナティーが「黒いユダヤ人」によって構成されていた点を指摘することができるかもしれません。コリアン(韓国・朝鮮民族)は、半島の犬がエスキモー犬であることに示唆されますように、北極圏を居住地とするモンゴロイド・エベンキ族と民族的に近い関係があるとされております。エベンキ族は、現在でも北極圏内で、アザラシなどの狩猟生活を行っております。すなわち、毛皮の供給者であり、当然、毛皮商人と接触があったと推測することができるのです。毛皮商人には、バルト三国などに居住していたユダヤ人が多く、アーネスト・サトウの父親のディビットもこうした毛皮商人の一人であったのかもしれません。
 
「黒いユダヤ人」には、世界各地を商いのために訪れていた「白いユダヤ人」、もしくは、「黒いユダヤ人」と現地の女性との間に出生した非嫡出子であるという特徴があります。こうした点から、エベンキ族と「黒いユダヤ人」との間にも、非嫡出子が生じていたと推測することができ、この点から、「黒いユダヤ人」は、エベンキ族と民族的に近いコリアン(韓国・朝鮮民族)に親近感を持ったのではないか、と考えることができるのです。
 
マルコポーロの『東方見聞録』によりますと、チンギス・ハン一族も北極圏の出自であり、あるいは、エベンキ族と民族的に近かった可能性も高いのです(モンゴルのパオとエスキモーの氷の家は似ている)。イルミナティーの生みの親であるロスチャイルド家の元の名が、モンゴル系であることを示すカン(Khan
)であることは、イルミナティーがコリアン(韓国・朝鮮民族)を特に優遇している理由を物語っており、明治維新にも影響を与えていたのかもしれないのです。

 
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(続く)